広幡八幡宮に、お札を返納のために妻とお参りをした。
我が家では、三兄弟が初参りや七五三でお世話になっている。昨年は、孫娘も七五三をやった。
ちょうど、近くの小学生が見学に来ていた。ひとクラスの子どもたちが座って神主さんのお話を聞いていた。
コロナウィルス対応のため、祈祷の際は本人のみ、七五三の場合付き添いは一人のみとの、対応策が表示してあった。せっかくの行事もたいへんなことである。
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広幡八幡宮は、増尾の農村地帯にあり、敷地6000坪の敷地に樹齢数百年の杉、モミなどが生茂る。荘重なたたずまいで、気持ちいい参道があり、社殿がある。近くには、増尾城址公園もある。
周辺には、農家の無人野菜販売所があるので散策してみた。ナスとキュウリがおいしそうで買ってしまった。変わったところで、ゆで落花生があったのでこれも買った。
この辺りは高台にあるが、道を下っていくと水田に出る。水田の畦道には、露草が青色の花をつけて咲き乱れていた。さらに進んでいくと、手賀沼に注ぐ大津川がある。大津川の土手はかなり高くなっている。この土手が無かったら、大津川が雨で増水したら周りの水田は水没してしまうだろうな、と考えたりする。
大津川にかかる橋を越えると、その向こうには大津ヶ丘の高台がある。大津川の河川敷には、彼岸花やいろんな色のムクゲが咲いていた。
由緒・沿革によれば、創建は宇多天皇の時代(887年~897年)である、その後、廃れたが
後鳥羽天皇の御代、建久4年(1193年)に再建されたとされている。
将軍徳川家光より御朱印地を十石献上された。御朱印神社は、下総国64社、葛飾郡18社、柏市では、塚崎の神明社と2社だけであるので、この地域が重要な所であると見なされていたことになるだろう。