晴耕雨読    趣味と生活の覚書

  1953年秋田県生まれ。趣味は、山、本、音楽、PC、その他。硬化しつつある頭を柔軟にすべく、思いつくことをなんでも書いています。あわせて、江戸時代後期の紀行家菅江真澄の原文テキストを載せていきます。

自動販売機と缶コーヒー

外へ出かけると、自動販売機で飲み物を買う。

ランニングの時は、水分補給でスポーツドリンクを買う。

スポーツドリンクも、メーカーによっていろいろあるが、こだわりはないのでなんでもいい。

ポカリスエットというのが、一番古いと思うが、どこのメーカーだったかな。

たまには、水やお茶を買うこともあるが、めったにない。

ジュースやコーラなどの甘いものはまったく買わない。

 

ランニング以外で出かけた時に、買うのは缶コーヒーである。

私は、あまり食べ物飲み物の違いがわからない人間である。

そんなに、こだわることはない。

ところが、缶コーヒーだけはこだわってしまう。

缶コーヒーなんて、どこのもたいして変わらないんじゃないか、と思うかもしれない。

しかし、飲んでみると、ちょっとちがう。

原料のコーヒー豆が違うのか、豆から抽出する製法の違いなのか、飲んだ時の口あたりがちがうのだ。

私は、コーヒーは無糖しか飲まないので、違いがわかりやすいのかもしれない。

最近は、ペットボトル入りも出てるが、これはどうも私好みではなかった。

ペットボトルという容器のせいか、水出しコーヒーとなっていて、何か水っぽい。

 

自動販売機は、ほとんどが同一メーカーの製品が収められている。

コカコーラやアサヒなどの大手の自動販売機は、どこの街並みや公園に並んでいる。

私が、好んで買ってる缶コーヒーは「タリーズ」である。

タリーズは、なぜか伊藤園が販売している。

「おーいお茶」の伊藤園である。

伊藤園自動販売機は、どこにでもあるというわけではない。

今日も午前中に、電気の量販店に出かけていて、近くの自動販売機を探したのだが、伊藤園の販売機はなかったので、近くにあったスーパーで買った。

タリーズ」がすごくおいしいというわけではないが、他のと比べて飲んだときの違和感がない。

まあ、私だけの思い込みだと思う。

 

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今や、日本の街では何十メートルか歩けば、自動販売機はある。

自動販売機にいつ頃出会ったか、考えてみた。

高校生の時に、初めてコカコーラを飲んだのだが、自動販売機で買った記憶がある。

1970年前後のことである。

その頃は、缶ではなく瓶入りだった。

自動販売機に、栓抜きが付いていて、そこにひっかけて栓を抜いていた。

コカコーラの瓶は、今でも売ってる厚いガラスのがっちりしたやつである。

コカコーラってやつは、クスリ臭いなあ、と思って、好みにはならなかった。

そのうちに、缶入りになったが、スチール缶だった。

売ってるのは、みんな甘くて味が濃くて、のどが渇いた時に飲みたいものじゃなかった。

 

自動販売機で、お茶や水を買えるようになったのはいつ頃だったのだろう。

画期的だなと、思ったものだった。

日本では、お茶や水はただのものであるのが当たり前だったので、ジュースと同じようにお金をとって売るというのが、感覚的に難しかったのだろう。

今では、自動販売機に収納されている飲み物のうち、無糖のものの割合がかなり高くなっていると思う。

水筒を忘れても、なんとかなるのは、いいことだ。

 

 

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