晴耕雨読    趣味と生活の覚書

  1953年秋田県生まれ。趣味は、山、本、音楽、PC、その他。硬化しつつある頭を柔軟にすべく、思いつくことをなんでも書いています。あわせて、江戸時代後期の紀行家菅江真澄の原文テキストを載せていきます。

「どこでもドア」と「どこでもカメラ」

「どこでもドア」という「ドラえもん」のひみつ道具がある。

目的地を考えたり、ことばにするだけで、ドアを開けるだけでどこへでも行けるらしい。

私は、ドラえもんの世代でない。

さかのぼって、同じ藤子不二雄さんの「オバケのQ太郎」や「パーマン」を、小学生の頃見ていた世代である。

ドラえもんは、息子たちが小さい頃にいっしょに見ていた。

ドラえもんは、息子たちのお気に入りで、レンタルビデオを借りたり、映画化されたら欠かさず見に行った。

ドラえもん映画の第1作は、「ドラえもん のび太の恐竜」だが、これ何回見たかわからない。

まだVHSテープだったレンタルビデオや、再放送を録画して繰り返し見ていた。

 

「どこでもドア」は、一つのドアでどこへでも空間移動ができるが、実際には実現が難しいだろう。

現代は、「どこでもカメラ」の時代なのかな、と思う。

でも、一つのカメラで、なんでも写るわけではなくて、どこにでもいろんなカメラがあって、いろんなものを写している。

「防犯カメラ」や「監視カメラ」と言われるものや、目的によっては「見守りカメラ」という建物の内外のペットなどの様子を写すものもある。

たぶん、会社や店舗など、そして駐車場などには設置されてるだろうし、一般の住宅などでも設置されていることが多いだろう。

 

私が住む集合住宅にも、防犯カメラが設置されている。

住宅の管理組合が、駐車場での車両へのイタズラが続いたのがきっかけで、4台設置している。

数年前に、管理組合の役員をやった時に、カメラが撮影したデータの確認をしたことがある。

データはSDカードに保存するタイプで、ネットワーク対応ではなかった。

設置箇所が高い位置にあるので、定期的にSDカードの内容を確認できない。

何かあったらデータを確認ということで、普段はほとんど活用されていない。

最新の機種は、WIFIなどの無線や有線などネットワーク対応になっているようであるが、その場合は、サーバーなどを用意する必要がある。

そうすれば、カメラに写っている映像をリアルタイムで見ることができるが、担当者が必要になる。

 

外を歩いて、防犯カメラの存在に気がつくことは、ほとんどない。

私は外歩きが好きで、長時間歩くことも多いので、そんな時には何箇所かで私の姿は、カメラに写っているのだろう。

近隣の街で、小学生の女の子が行方不明になった。

1箇所の防犯カメラに女の子の姿がとらえられていた。

最近は、ほとんどの車に「ドライブレコーダー」が搭載されているが、これも防犯カメラのひとつだろう。

この「ドライブレコーダー」の映像は、交通事故だけではなく、いろんな事件などでも役に立つことがあるらしい。

車は、台数も多く、いろんなところを走っているので、そのカメラの映像はとんでもなく大量なものになる。

防犯カメラは、業務用のようなものから、個人仕様のものまで、さまざまなものが販売されている。

管理組合で使っていたものは、確か30万円くらいしていたが、調べてみたら家庭用などはWIFI対応でも、1万円以下で買うことができる。

ドライブレコーダーも同様で、3000円台、4000円台からある。

そう思うと、この世の中には数え切れないくらいのカメラが、稼働していることになるのだろう。

 

警察ドラマを見ていると、「Nシステム」というのが出てくることがある。

逃走した犯人の車が、どこを通過して、どっちに向かった、という感じである。

Nシステム」は、正式名称が「自動車ナンバー自動読取装置」で、走行中の自動車のナンバープレートを自動で読み取り、手配車両のナンバーと照合するもの、となっている。

でもこのための装置があるのは、すべての道路ではなく、次のように主要箇所である。

 主要国道・高速道などの重要道路、高速道のインターチェンジの出入口付近、県境の周辺、

 都道府県庁原子力発電所・空港・自衛隊及び在日米軍関連施設・一部の火力発電所

 成田国際空港東京国際空港周辺 等

 

Nシステム」は、ナンバープレートの読取システムだが、「顔認識システム」というのもある。

このシステムは、顔面画像を登録してある必要があるので、日本ではプライバシー侵害の点で、空港など限られたところでしか実用化されていないらしい。

高度なシステムでの、認識エラー率はとてつもなく低いものになっていて、中国の「天網」というシステムは、実用化されている、とのことである。

そういえば、中国で大きなイベントでの参加者から、「顔認識システム」を使って多くの指名手配犯を逮捕できたというニュースを見た記憶がある。

まあこれは、中国のような国だから可能なのかもしれない。

 

そこまで高機能ではなくても、似たような機能はすでにいろんなアプリに搭載されている。

iPadの写真アプリには、検索機能があって、同じ顔の人を検索してくれたり、食べ物の写真だけを見つけてくれたりする。

スマホの写真アプリにも、同じような機能はあったと思う。

PCにしても、タブレットスマホにしても、たいてはネットワークにつながっている。

セキュリティがあまいと、PCなどは乗っ取られてしまう危険があるらしい。

タブレットスマホも同様だろう。

タブレットスマホには、ほとんどカメラが内蔵されている。

乗っ取られて、カメラを操作される可能性もあるんだろうな。

便利なものには、危険がつきもので、諸刃の刃のこわさがある。

 

 

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