愛用のスマホに寿命がきた。
気がついたら、本体と画面の間に隙間ができていた。
そう言えば数日前から、挙動がおかしかった。
「カバーを閉じて下さい」というような表示が出て起動しない。
電源を入れ直せば、起動した。
隙間はかなり広いので、水分でも入ったらいつ使えなくなるかわからない。
それよりも、たぶんバッテリーの膨張が原因だろうから、このまま充電を繰り返していたら何が起こるかわからない。
バッテリーが爆発したというニュースを見たこともある。
すぐに、機種を交換しないといけない。
数年前、長男の使っていたiPhoneのバッテリーが膨張したことがあった。
その時は、隙間は出来ずに本体自体が膨れていた。
翌日、スマホは、それまでの左側だけではなく、右側も大きな隙間がパックリと広がっていた。
とても使える状態ではない。
私の使っているスマホは、Huaweiの「Nova 2 lite」という機種で、4年前から使っている。
それまでは、SIIの「SOCIUS」というストレートタイプのガラケーを使っていた。
スマホショップで、機種代の安いものというので相談したら勧めてくれたものだった。
中国製というところで、ちょっと引っかかったが、使えればいいということで決めた。
auのロゴ入りの箱入りで、説明書類や付属品もしっかりしていて申し分なかった。
何よりも、スマホ本体がスリムで使いやすいものだった。
考えてみたら、私にとって5代目のスマホ・ケータイだったが、4年も使ったことは今までなかった。
さっそく、スマホショップに出かけた。
近くのモールの中にある代理店で、どこの業者のものも扱っている。
2年前に、この店で今のスマホにyモバイルのSIMカードの差し替えの手続きをした。
店員さんに、私のスマホを見せた。
今のスマホは、底部と側部が一体になっているので、バッテリーが膨張すると画面を押し上げて、このようなことになる、ということだった。
今回も、機種代の安いものをお願いした。
候補は、ソニーの「Xperia」と富士通の「Arrows」とシャープの「Aquos」だった。
Xperiaに惹かれたが、「Arrows」に決めた。
機種代が、ほとんどただのように安かったので。
結局、またauに戻ることになった。
基本料金が、月額980円で3Gまでということで、1年間は5GまでOKのサービス付きである。
まったく、動画やゲームはやらないので十分だ。
通話もほとんどしないのでどうしようか迷ったが、24時間かけ放題のオプションが月額1780円のところ、60歳以上には1000円の割引があるので、780円になるというのでオプションをつけた。
なんと、月額2000円以下なので、今までよりも安くなってしまった。
機種代もほとんどただ、手数料3000円ほどで、ほんとにいいのだろうか。
今度の富士通「ArrowsWe」は、ちょっと厚ぼったい。
調べたら、2021年12月発売で、それほど古くはない。
それに比べれば、Huaweiの「Nova 2 Lite」は、スリムで軽かった。
バッテリーの問題さえなければ、もっと使っていてもいい気がしていた。
やはり、バッテリーは消耗品なので、適宜に交換しないといけないのだろう。
使い方にもよるのだろうが、充電回数が500回を越えると、劣化が進んで行くらしい。
2年から3年がめどなのだろうが、私の場合、バッテリーの持ちもそれほど短くはなっていなかったので、気にはならなかった。
それで、4年になってしまったわけである。
これは、通信キャリアの問題なのか、スマホ製造会社の問題なのか。
特に、メールアプリの流儀がまったく違っていて、機種変更するたびに使いこなすまでとても苦労する。
もう少し、なんとかならないものだろうか。
今は、メールに画像ファイルを添付するのがうまくいかず、四苦八苦である。
そんなわけで、今回は写真は使えなかった。
私が、初めてスマホを使うようになって、10年以上になる。
最初は、WindowsCeを搭載したシャープのzero3で、ウイルコムのPHSだった。
そして、東芝のDynaPocketで、同じくWindowsCeの機種だった。
3台目で、やっとAndroidスマホ、シャープのその名も「ガラバコス」。
初めてのケータイは、SIIの「SOCIUS」。
5台目が、Huaweiの「Nova2lite」。
日本は、iPhoneのシェアがAndroidと拮抗している数少ない国らしい。
なんと、アメリカよりも高いらしい。
我が家も、長男と三男はiPhone派である。
アップルのように、ソフトとハードを一体にして作っていくやり方は、この先も存在できるのだろうか。