子どもたちが、ケータイを持つようになっても我が家では親の方が、ケータイを持っていなかった。
私は、スマートフォンに、興味を持っていた。
日本では、まだ一般的にスマートフォンは知られてなかった。
子どもたちも、なにそれという感じだった。
世界的には、既にスマートフォン乱立時代だった。
オバマ大統領が、ブラックベリーという四角い?スマートフォンを持って登場した。
スマートフォンの「スマート」は、いろいろ意味はあるけれど、私は「頭がいい」だと思っていた。
私が子どものころ見ていたアメリカ製のテレビドラマに「それ行けスマート」というのがあった。
原題は、「Get Smart」だった。
私は、ミニパソコンとしてのスマートフォンに興味を持っていた。
そして、選んだのがWindows Mobileだった。
シャープのAdvanced /W-ZERO03[es]は、OSとして、Windows Ce を搭載し、ウイルコムが発売しているPHS。
一見、メタリックなケータイだが、厚手の下部をスライドさせるとキーボードが現れた。Windowsを使っていた私としては違和感なく使えた。
ディスプレイは3インチ。
ミニパソコンとしては、画面が3インチはあまりにも小さい。
もっと、大きいデスプレイを探して見つけたのが、東芝のDynapocketIS02である。
やはり、Windows Mobile でありauが発売していた。
ディスプレイは4.1インチであるが、今のスマホに近く、やはりスライドさせるとキーボードがあらわれる。
ノートパソコンのDynabookは、使ったことがなかったがノートパソコンの代表的なよく知られた名前だった。
そのミニ版という名前に惹かれたかもしれない。
2008年に初のAndroid端末が発売されたが、 2011年には最も売れているOSとなった。
世の中がAndroidの時代になっており、私もAndroidをさわってみたくなり探していた。
見つけたのが、シャープのGARAPAGOS 003SHで、ソフトバンクが発売していた。
「ガラパゴス」かあ。
そういえば、世界がスマートフォンの時代に向かっていろんなOSが乱立していた頃、日本はガラケーのまま独自進化していて「ガラパゴス」と言われていた。
初めてのAndroidなので、いろいろ試していたと思うが、あまりこの機種について記憶がない。
ディスプレイは3.8インチだった。
そろそろ、スマホ疲れしてたのかも知れない。
この後に、初めてのガラケーを持つことになる。