晴耕雨読    趣味と生活の覚書

  1953年秋田県生まれ。趣味は、山、本、音楽、PC、その他。硬化しつつある頭を柔軟にすべく、思いつくことをなんでも書いています。あわせて、江戸時代後期の紀行家菅江真澄の原文テキストを載せていきます。

柏という街

私は、千葉県北西部柏市に住んでいる。

柏市は、今は、国道6号国道16号が交差し、JR常磐線東武野田線の乗換で賑わう、千葉県北西部の中心的な地域になっている。

しかし、歴史的に見ればかつての柏は、水戸街道沿いの一農村だった。

江戸を出て、松戸宿、小金宿、とあり、次の我孫子宿との間にあった。

北を見れば、関宿は日光街道の要所であり、幕府の要職にある者が関宿城主だった。

野田は醤油、流山は味醂の製造で栄えており、江戸と繋がっていた。

鎌ヶ谷も、船橋から江戸へ続く木下街道の宿場町である。

 

柏市は、東京のベッドタウンでもあるけれど、農業も盛んである。

カブの生産量は日本一だそうだ。柏のカブは、小カブで皮ごと調理できるそうだ。

とは言っても、全国的には「柏レイソル」と言った方が、わかってもらえるだろう。

長男が小学校低学年ぐらいの時に、Jリーグが発足した。

Jリーグ発足当時、柏レイソルはまだJFLだった。JFL優勝でJリーグ昇格を目指していた。

柏の熱気はすごかった。

昇格を決めた試合を見るために、大宮まで行った記憶がある。

相手は、「NTT関東」だったかな、今は「大宮アルディージャ」だと思う。

昇格前後何年かは、新聞記事でスクラップブックを作ってた。我ながら、そういうことはマメなんだな。

 

長男と次男は、下部チームの「ジュニア特別」に入っていた。

レイソルの日立スタディアムは、自転車でも行けるところだった。

日立に就職した甥っ子が、スタディアムすぐそばにある独身寮にすんでいた。

「ジュニア特別」の会員証で、子どもはフリーパスだった。

そんなに、頻繁じゃないけど観戦は行った。ゴール裏の立見席は、ほとんど熱心なサポーターなので、すごかった。

「ジュニア特別」は試験なしだったけど、「ジュニア」に昇格時はセレクションがあった。

子どもは冷静で、「僕は受けない」だった。

その後、レイソルの試合のテレビは欠かさず見ていた。

 

車で走ってると、日立スタディアムの前をよく通る。

大きな試合情報の看板がある。

12月の試合予定が出ていた。

今年は、スポーツ関係は、どこも大変だったんだな。

 

ところで、私はどうしてあんなにレイソルに夢中になったんだろう。

もともとが、運動系の人間ではない。

運動系というよりも、スポーツ系ではないというべきかな。

走ったり、歩いたり、テクニック不要なものはやる。

小学校中学校の4年間、野球部のマネージャーをやっていた。よく言えば、監督にスカウトされた。まあ、これをやってた方がいいだろうということだったのかな。

ユニフォームを着て、グローブを持って一緒に練習をし、試合でスコアブックをつけるのが主な役割だった。

だから、野球は、身近なスポーツだった。

そんな私が思うのは、野球はなんてバランスの悪いスポーツだろう、ということ。

ある意味で、スポーツではないかも知れない。

時間、運動量、などを考えると、関わる個人にとってマイナスが多い割にプラスが少ない。

 

私は、スポーツを見るのがとても好きである。

だから、スポーツに対するメディアやマスコミの姿勢にはとても不満がある。

野球やサッカーなどメジャーなものに対する特別扱いが酷すぎる。

マイナーなスポーツだと世界記録を出しても、ある野球選手の健康状態の話題の方が優先される。

随分前に、男子ハンドボール世界選手権大会が、日本で開催された。1997年だった。

ほとんど、マスコミで取り上げられなかった。この大会、日本は予選リーグ4位で、決勝トーナメントに進出した。決勝トーナメント1回戦で惜しくも1点差で敗れた。

昨年は、女子ハンドボール世界選手権が日本であったらしい。ほとんど、目に触れなかった。

ラグビーで、消えてしまったのかもしれない。

 

そういえば、女子バスケットのENEOSサンフラワーズの合宿所が近所にある。

 日本リーグ優勝20回以上の強豪らしい。買い物の時に合宿所の前を通るが、あまり選手は見かけない。

ラグビーNECグリーンロケッツは、隣の我孫子市が本拠地らしく、ホームゲームは、柏にある柏の葉公園競技場でやってる。

どっちも、見たことないな。

せっかく近くにあるんだから、一度生で見てみよう。

 

 

seiko-udoku.hatenadiary.jp

seiko-udoku.hatenadiary.jp

seiko-udoku.hatenadiary.jp

seiko-udoku.hatenadiary.jp