晴耕雨読    趣味と生活の覚書

  1953年秋田県生まれ。趣味は、山、本、音楽、PC、その他。硬化しつつある頭を柔軟にすべく、思いつくことをなんでも書いています。あわせて、江戸時代後期の紀行家菅江真澄の原文テキストを載せていきます。

私のお気に入りサイト③ 映画編

高校生時代の私は、映画少年だった。

毎月、一回は必ず映画館に通っていたのだから、そう言えるだろう。

高校卒業後は、そこまで映画館に通うことはなくなった。

それでも、年に何回かは行っていた。

 

映画についての記事を読むことは、好きである。

俳優や女優についての記事も、好んで読む。

ネットの時代になって、映画についてのサイトはいくらでもある。

新しく公開される映画について情報は、いろんなところで手に入れられる。

いろいろ見てるうちに、映画情報についてのデータベースサイトがあることを知った。

そこのあるデータをもとに、電子書籍を作ったりしていた。

もちろん、自分が利用するだけの、自己満足的なものである。

 

いろいろな映画情報サイトがあって、データベース的に使えるものがあった。

Yahoo!映画というサイトがあるが、ここのデータは「シネマトディ」のサイトのものを利用している。

「all cinema」というサイトもあるし、「キネマ旬報映画データベース」という老舗を受け継いだ「kinenote」というサイトもある。

他にも、同様なサイトはあると思う。

ところが、これらの日本の映画サイトは、一長一短がある。

映画サイトなのに、ほとんど写真が使われていない。

作品情報は充実していても、人物情報がほとんどない。

作品や人物の情報ページの一覧性が悪く、使いにくい。

何度も、クリックしないと情報にたどり着けない。

 

英語のサイトで、"Internet  Movie Data Base"(IMDB)という映画情報サイトがある。

私が知ってる限りでは、最高の映画サイトだと思う。

バランスが良くて、使いやすい。

作品や人物を開いただけで、全体を見ることができる、詳細についてはみたければワンクリックすればいい。

日本のサイトと違って、写真も多く、充実している。

肖像権などの法的なものが、日米で違っていているのだろうか。

もちろん、日本の作品や人物も収録されている。

 

 「kinenote」 キネノート

 

私が、映画のデータベースに興味を持っていた頃、「キネマ旬報映画データベース」というサイトがあった。

日本を代表する映画雑誌である「「キネマ旬報」社が、長年蓄積した映画に関するデータベース・サイトだった。

使ってみて感じたのは、映画作品についての情報はとても充実しているように思えた。

しかし、人物情報については、経歴などの人物についての解説はまったくなく、出演作品の一覧があるだけだった。

しかも、映画という映像を扱かうものなのに、作品や人物に関する写真がまったく掲載されていなかった。

これは、映画情報としては致命的な欠陥のような気がしていた。

その後、「キネマ旬報映画データベース」は、キネマ旬報社の持つもう一つのデータベース「kinenote」と統合された。

現在のデータベースを見ると、かつてのものと少しは変わっている。

作品については、次のとおりである。

基本情報として、ジャンル、製作国、製作年、公開年月日。

スタッフとして、監督、脚本、製作、撮影、キャストとして俳優名である。

あとは、解説、あらすじ、関連するキネマ旬報の記事。

www.kinenote.com

人物については、次のようになっている。

氏名のあとに、スタッフ、キャストの表示、本名、出身地、生年月日、没年月日。

あとは、略歴、キネマ旬報の記事、フィルモグラフィーである。

写真については、作品・人物ともほとんど使われていない。

作品によっては、新しいものには写真や動画が使われているものもある。

人物については、写真はほとんどなく、略歴も空欄のままであるものの方が多い。 

 

www.kinenote.com

 

IMDB   「Internet  Movie Data Base  」

「インターネット・ムービー・データベース」は、1990年に創立されているが、1998年にAmazonの傘下に入っている。

このサイトが、写真や動画をふんだんに掲載しているのは、Amazonが関わっていることが大きいと思う。

著作権や肖像権の問題が、どのようにクリアされているかは興味のあるところである。

作品についても、人物についても最初のページですべて項目について一覧できる。

たとえば、人物については、氏名、写真、経歴、写真、動画、代表作品、出演作品をすぐに見ることができる。

リンクを貼った、フレッド・アステアの場合は、730の写真、28の動画を見ることができる。

www.imdb.com

 作品についても、同じように作品名のあとに、動画、写真、キャスト、スタッフ。

そして、あらすじ、最後に製作についての基本情報というところである。

申し分のないサイトであるが、すべて英語である。

なぜか、日本の作品の作品名は日本語で表示されている場合もある。

このサイトが、日本語化されることはないだろうか。

www.imdb.com

音楽CDが、売れなくなって久しい。

日本だけで、なんとかCDが売れてるらしい。

映画のDVDだって、同じなんだろうな。

もうネットなしでは、音楽も映画も考えられないのだろう。

そういう意味では、AmazonIMDBというサイトを持ってるのは、正解なんだな。

日本の企業は、そういう先見の目がないのだ。

日本は、アナログとデジタルが共存するところだから、難しいのかな。

 

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