晴耕雨読    趣味と生活の覚書

  1953年秋田県生まれ。趣味は、山、本、音楽、PC、その他。硬化しつつある頭を柔軟にすべく、思いつくことをなんでも書いています。あわせて、江戸時代後期の紀行家菅江真澄の原文テキストを載せていきます。

台風の季節

甲子園の高校野球は、台風のため3日連続で順延なのだそうだ。

台風のためというよりも、台風の影響受けた天候不良ということかな。

私の郷里の秋田代表の明桜高校は、たしか5-0で勝っていて、雨のためノーゲームになった。

ノーゲームというと、最初からやり直しってことだな。

いろいろ、ご苦労なことである。

そのうち、ドーム球場を使おう、という声は出るのか。

やっぱり、そうゆうことにはならないな。

面倒なことが多い世界みたいだから。

 

それにしても、子どもの頃、7月8月に台風で騒いでたかな。

台風って、秋のイメージだったな。

我が家は、田んぼの真ん中にあって、まわりに風をさえぎるものが無かった。

台風が来ると、家の建物がギシギシ音を立てて恐かった。

家が飛ばされることはないだろうが、山際にある近所の家に避難したことがある。

台風のあと、山へ行くと栗のイガがいっぱい落ちていた。

たぶん、私の好きだったアケビの実が着くのもこの頃だと思う。

アケビの実を見つけた時の、幸福感は忘れられない。

アケビは、蔓性なので毎年おんなじ所に実があるのだけれど。

そして、稲刈りがあって、運動会だった。

運動会は、収穫の後のお祭りみたいなものでもあった。

 

関東に住んでいると、台風の脅威をそれほど感じることがない。

西日本に大きな被害を与えて、弱まってから関東に来ることが多い。

平均すると、毎年11個前後の台風が日本に接近し、そのうち3個くらいが日本本土に上陸するのだそうだ。

まったく、台風が上陸しない年もあって、最近では2000年、2008年、2020年である、とのことである。

ええっ、と思ったのだが、去年は台風が上陸してなかったっけ。

毎年、もっとたくさんの台風が上陸してた気がする。

人間の記憶は、なんと頼りないものだろうか。

 

東京オリンピック2020は、やっと終わった。

台風の影響としては、いくつかの競技を前倒しで実施したことくらいで済んだらしい。

でも、パラリンピックもあるのだな。

1964年に開催された東京オリンピックは、10月10日に開幕している。

最も天気の安定している時期を、過去の記録から検討して決定したのだと何かの記事で読んだことがある。

台風もおさまっているころである。

今は、夏季オリンピックは7月8月に開催されるものだと、いう感じになっている。

でも、夏季オリンピックの歴史を調べてみると、そうなったのは最近のことである。

東京の後の1968年のメキシコ大会は、10月12日に開幕している。

その後、1988年のソウル大会は9月17日、2000年のシドニー大会は9月15日開幕である。

この後のオリンピックは、すべて7月8月に行われている。

東京2020の後に、予定されているパリ3024、ロサンゼルス2028、ブリスベン2032、これらはすべて、7月下旬開幕となっている。

 

いまさらではあるが、東京オリンピックの開催時期はどうしてこうなってしまったのだろう。

開催を提案するのは都市なのだから、東京都が1964と同じ10月開催という計画案をどうして作らなかったのだろうか。

2022年2月4日に、冬季オリンピック北京大会が開幕するらしい。

大丈夫なのだろうか。

考えてしまうことが、あまりにも多い。

 

 

 

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