晴耕雨読    趣味と生活の覚書

  1953年秋田県生まれ。趣味は、山、本、音楽、PC、その他。硬化しつつある頭を柔軟にすべく、思いつくことをなんでも書いています。あわせて、江戸時代後期の紀行家菅江真澄の原文テキストを載せていきます。

散歩

夜のピクニック

10年以上も前のことだ。 「夜のピクニック」という映画の広告を見ていたら、なんだこれは、俺らも同じようなことをやってたよ、と思った。 高校時代の夜の強歩大会だ。 調べてみたら、監督は、長澤雅彦1965年生まれだった。 年齢はひと回り下だったけ…

図書館を巡る

この数年、図書館は私にとって身近なものになっている。 自宅から歩いて2、3分のところに市役所の近隣センターがあり、その中に図書室がある。 広さ的には、図書室という感じで蔵書数は言えばキリがないが、月刊誌も置いてあり、気軽に寄ることができる。 …

釣り人はすわっている

自転車に乗る人、ランニングする人にとって、手賀沼はかけがえのない場所である。 なんと言っても、北柏から湖北まで東西に10kmあまり、信号や踏切などに邪魔されず走ることができる。 現在の手賀沼は手賀曙橋が東端となるが、さらにその先には干拓前の手賀…

アウトドアとなべっこ遠足

子どもたちがまだ小学生の頃、アウトドアブームがあった。 オートキャンプ場が、あちらこちらに出来はじめていて、我が家も何ヶ所かは行ったことがある。 テントもそれまでより設営しやすいものがでていたので買った。 寝袋も人数分用意していた。 それより…

手賀沼は印旛郡?  その②

手賀沼がどうして、印旛郡なのか。 不思議でならないので、いろいろと調べていた。 市役所の情報コーナーで「柏市史」を見ていると、柏市の中で印旛郡となっている地域が、幕府領であったことがわかった。 明治17年時点で、根戸村新田、呼塚新田、柏堀の内…

駅と宿と町

「手賀沼は印旛郡?」で、沼のまわりは、村しかないように書いた。 周辺をよく見ると、町はあった。 小金町と野田町。そして、我孫子宿と松戸駅。 明治11年に「郡区町村編制法」が制定され、 「府県ノ下郡区町村トス」となっており、町か村しかないように…

手賀沼は印旛郡?

昨日書いた地図の閲覧システムで、旧地図と新地図を見ていたら奇妙なことに気がついた。 旧地図の手賀沼の湖面に、「印旛郡」の表示がある。「南相馬郡」ではないのだ。 旧地図は明治13年ごろに作成されている。 この時点で、現在の我孫子市全域と柏市の一…

クズの花 その後

クズの花房 久しぶりに、手賀沼を歩いたら、クズの花がかなり咲いていた。 土手を覆うように広がっていたクズの蔓が、強い風で捲れ上がっていた。 クズの花房は、10cmほどあり小さな何十もの花でできている。 下方の花が大きく、上方ほど小さくなる。 今はま…

フランス式彩色地図

先日、「古地図を見る」を書いた時に、「地図で見る百年前の日本」と「日本200年地図」を紹介した。 「地図で見る百年前の日本」で使われていた地図は、フランス式彩色地図という、すべて手書きで、欄外余白には風景のスケッチまである、絵画のような不思議…

手賀沼の白鳥

手賀沼に白鳥がいる。 いままでは、白鳥に似ている鳥がいるなあ、と思っていた。 白鳥は渡り鳥だし、こんな時期にいるはずない。ところが、最近こんな「看板」を見た。 「白鳥のフンがあります。注意してください。」 やっぱり、白鳥だったんだ。 コブハクチ…

古地図を見る

いつもの図書館でいつもの閲覧机に座る。そこは、高齢者用の大机で番号札がいらない。しかも、私の好きな地図コーナーのすぐそばである。 まえから、気になっていた地図の書籍を広げて見る。 「地図で見る百年前の日本」と「日本200年地図」 その中から、私…

夏の雲

すげえ雲だ、と思って、用事が済んでから手賀沼に行って写真を撮った。 時間が経っているからなんか違う。雲は生きものなんだな。 まあ、これはこれでいいか。 東の空 北の空 西の空 南の空 seiko-udoku.hatenadiary.jp seiko-udoku.hatenadiary.jp seiko-ud…

芙蓉が咲いた

久しぶりに、手賀沼を朝歩いてみた。 芙蓉の花が咲いていた。 いっぱい蕾があるから、しばらく楽しめそう。 芙蓉の花 「芙蓉の人」いう小説を読んだことがある。 新田次郎の作品で、富士山頂上に気象観測所を作った人の物語だった。 富士山 の別名が芙蓉峰ら…

手賀沼散歩

サルスベリ 手賀沼を歩いてきた。かなり暑かった。 手賀沼はいつ行っても、何か花が咲いている。 今日は、紅色のサルスベリ。 白やピンクもあるらしい。 漢字だと百日紅。 猿ものぼれないくらい幹がツルツルだ。 そして、山法師の実が、緑から赤に変わるとこ…