晴耕雨読    趣味と生活の覚書

  1953年秋田県生まれ。趣味は、山、本、音楽、PC、その他。硬化しつつある頭を柔軟にすべく、思いつくことをなんでも書いています。あわせて、江戸時代後期の紀行家菅江真澄の原文テキストを載せていきます。

アウトドアとなべっこ遠足

子どもたちがまだ小学生の頃、アウトドアブームがあった。

オートキャンプ場が、あちらこちらに出来はじめていて、我が家も何ヶ所かは行ったことがある。

テントもそれまでより設営しやすいものがでていたので買った。

寝袋も人数分用意していた。

それより前から、私は登山をしていたので、1人用のテントや寝袋、コールマンのポンピング式ストーブ、コッフェルなどは持っていたので、それまでの延長線上だった。

思い出してみると、そんなに何回も出かけてない。

 

長男家族が、今アウトドアブームである。

テントを買うというので、お付き合いをした。

売り場へ行くと、かつてのブームどころではない。

凄いことになっている。

製品がよく出来ていてかつ選択の幅がある。

寝室、居間、キッチンを分けられるので、気持ち的にそんなに無理をしなくても楽しめそうだ。

問題は、奥さんだと思う。

心地良いものであるかどうか。

ホテルの方がいいな、となりかねない。

 

私は、秋田県の山間の村で育った。

なべっこ遠足に毎年行っていた。

学校行事だった。

各自、米何合持って、鍋や材料は分担して持ち寄っていた。

岩瀬川の流域にあったので、目的地は川の上流を目指した。

集落のない上流まで行き、支流がいろいろあるので、その時によって行先は変わった。

河原で遊び終わったら、みんなで料理した。

石を組み合わせてカマドを作り、流木を集めて焚き木にした。

カレーライスが多かったと思う。

私は、鍋の担当になって、真っ黒に煤だらけになった鍋を持ち帰って母親によく叱られた。

秋田を出てから、なべっこ遠足秋田県だけの行事であることを知った。

子どもの時から、アウトドアだったということだ。

なんで、秋田だけなんだろう。

不思議だな。

 

 

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