夕飯は、お刺身にしようと決めたので、買いに出かけた。
鮮魚は少し遠い所にあるスーパーに、魚屋さんが入っているので、買いに行くことが多い。
今日は、一人なので歩いて行くことにした。
できるだけ普段通らない道ということで、「防災公園」を通る裏道コースにした。
かつて子どもたちが通った中学校の脇を通り抜ける。
「中原ふれあい防災公園」がある。
開園16周年の表示が掲げてある。
2005年に、4.8haの広さで開園したそうだ。
なぜこんな広さの土地があったのかというと、斎藤牧場という乳牛100頭もいる牧場の跡地だったからだ。
1990年代に牧場は廃業になったが、周囲の住民が「緑の大きな空間を残してほしい」との要望をして、柏市と防災機能をあわせ持つふれあい拠点公園の準備を進めて実現したものだ。
要望を始めてから10年間くらいかけての運動だったらしい。
転居してきた頃、牧場があるのは知っていたが、外からはほとんど牧場の様子は見えず、そのうちになくなってしまった。
周囲が、どんどん住宅地化してしまって、牧場を続けていくことができなくなったのだろう。
ひとりで来たのは、初めてかもしれない。
防災公園としての施設設備がどんなものなのか、気をつけて見た。
マンホールのようなものに、非常用トイレを設置できる 。
隣には、梅が植えてあった。
点々と並ぶマンホールが並んでいる。
これは、作業場らしい。
非常用井戸も設置されている。
ベンチは、非常用カマドとしても使用できる。
なかなかいいアイデアだと思う。
中央の広場は、芝生でとても広い。
災害時は、ヘリポートとして使われるそうだ。
いろんな設備は周囲に配置され、中央部は何もない。
この公園を作るために活動してきた団体のものと思われる実験広場?があった。
ここでも「カシニワ」が、活躍中だった。
そして、牧場であった名残である「斎藤牧場動物病院」と喫茶店「きまま」がある。
これで、防災公園を抜けて、スーパーマーケットに向かう。
レイソルのホームグランドの柏スタジアム近くには、レイソル仕様の店舗ごと真っ黄色のコンビニ「レイソル・ローソン」がある。
最近は、できるだけ歩くようにこだわっている。
本日の歩程 9496歩。