iPadのバッテリーを交換した。
昨年ごろから、バッテリーの持ちが目に見えて低下していた。
このところ、100%充電しても一時間ももたず、あっという間に60%を割って、突然電源が落ちる。
なんとかしなければと、ネットでバッテリー交換ができる業者を調べていた。
アップルストアでも可能らしいが、修理には予約が必要で期間もかかりそうだった。
民間のスマホタブレット修理の業者だったら、面倒が無さそうである。
国道6号沿いにあるメガドンキの中にある業者に、電話で問い合わせて見た。
我が家のiPadは、第6世代で2018年発売のものらしいが、その機種ならバッテリーの在庫があるので、すぐに交換できますとのことだった。
所要時間は、1時間から1時間半ということなので、ドンキの店内や近くにあるイオンでもふらふらしていれば、時間は稼げる。
ここしばらくウォーキングしていないので、運動がてら歩いていくことにする。
たぶん、40分くらいのものである。
バッテリーをなんとかしなければと思い始めた頃に、YouTubeで調べたことがある。
iPadのバッテリー交換は、どんなふうにやるのだろう、と思ったのだ。
むかし、ノートPCならメモリ増設やハードディスクの交換はやったことがある。
底板のネジをはずせば、すぐにメモリやハードディスクが見えて、そんなに難しいものではなかった。
その時に、バッテリーパックも同じようにあった気がする。
現在使っているノートPCも、5年くらいは経っているが、底板を開けたことはない。
メモリカードやUSBもあるし、外付けのハードディスクもあるので、メモリ増設やハードディスク換装の必要を感じない。
ところで、iPadの面裏どこを見ても、ネジ穴らしきものはない。
YouTubeの番組では、デスプレイを本体からはずす前に、ヘヤードライヤーでデスプレイの周辺を暖めていた。
本体とデスプレイは、両面テープで接着されているらしい。
両面テープを暖めてから、本体とデスプレイの隙間に薄いカードなどを差し込んで、無理やりこじ開けるのである。
なかなか、微妙な経験を要する仕事である。
本体とデスプレイの間に、シート型のバッテリーも両面テープで挟まれている。
そう言えば、スマホにもネジ穴はないようだったから、同じようなものなのだろう。
でも、初期のスマホは、ノートPCと同様の構造だった。
四角のバッテリーが収まっているのを見たことがある気がする。
iPadのバッテリー交換は、作業自体は複雑ではないようだった。
デスプレイ、バッテリー、本体との接続さえ確実にやれば、大丈夫だろう。
バッテリーは、Amazonで検索したら4000円くらいのものだった。
しかし、素人が作業して、ちゃんと起動しなかったらショックである。
やはり、専門業者にお願いしたほうが安心である。
それで、バッテリー持続時間は10時間くらいになる。
交換作業料金が12000円に、クリーニング代1000円プラスで、合計13000円だけれど、これでまた3,4年は使えるだろう。
バッテリーを除けば、iPadの動作は順調で、不満に思うようなことはない。
インターネットのウェブサイトを見るには、申し分ない。
よくできたツールだと思う。
これに比べたら、ノートPCだともっさりして、いらいらする。
今回交換したバッテリーがダメになる頃は、さすがに寿命だろうな。
最新の機種だと、第10世代ということで、ストレージ64GBで68800円ということだ。
これだと、もっとサクサクと快調なのだろうか。
業者の窓口で、バッテリー交換をお願いすると、作業終了したらスマホに連絡します、とのことだった。
ところが、1時間半くらい経過したのに、スマホに連絡が入らない。
そこで、店舗に行ってみた。
窓口では、私ぐらいの年配の男性が、iPad miniの修理のついて話しているようだった。
相談はしばらく続いていたので、近くで待っていた。
私ぐらいの世代だけではないが、タブレットというのはなんと便利な道具だろう。
自分の番になった。
3ヶ月が保証期間なのだそうだ。
初期の不良があり得るので、おかしかったら連絡くださいとのことだった。
まあ、バッテリーなので、とりあえず使ってみるしかない。
iPadのサイトを見ると、第6世代のバッテリーの持続時間は、10時間である。
最近は、1日のiPad使用時間がかなり長くなっているので、バッテリーは大事だ。
スマホのバッテリーが膨張して、本体とデスプレイが分離してしまったのは、昨年のことだった。
そのスマホは、huaweiという中国製だったので、バッテリーがどのメーカー製かは、わからない。
充電による爆発事故というニュースもあるので、身近なものである分、こわい。
それを言ったら、電気自動車のバッテリーなんて、どれくらい大きいのだろう、見たことがないけど。
爆発したら、こわそうだ。