晴耕雨読    趣味と生活の覚書

  1953年秋田県生まれ。趣味は、山、本、音楽、PC、その他。硬化しつつある頭を柔軟にすべく、思いつくことをなんでも書いています。あわせて、江戸時代後期の紀行家菅江真澄の原文テキストを載せていきます。

お気に入りフォルダの音楽を聴く

カーオーディオが不調である。

不調どころではなく、ほとんど音が出なくなってしまった。

純正のカーナビに内蔵のオーディオシステムなので、10年以上になる。

最初は、CDを読み込まなくなった。

そのうちに、右チャネルから音が出なくなって、ついに左も出なくなった。

テレビも内蔵しているが、音が蚊の鳴くような音がかすか聞こえるくらいで、使い物にならない。

カーナビは使えるのでとりあえずは問題はないが、音声ガイドはよく聞こえない。

10年前は最新だったので、Bluetoothに対応している。

Bluetooth接続でスマホの音楽を聴くこともできた。

ところがスマホの機種を変えたら、Bluetoothのバージョンが上がっていて、スマホを認識しなくなった。

AUX端子もあるので、アナログのオーディオコードで接続することもできる。

しかし、いちいちコードをつなぐのは面倒である。

なので、もっぱらCDを読み込ませて、内蔵のSDカードにため込んでいた。

それを聴くことができなくなった。

カーナビの機種を変えるべきか思案していたが、とりあえず音楽が聴きたい。

そこで思いついたのが、スマホでそのまま音楽を鳴らすことだ。

 

サイクリングやウォーキングで出かけるときは、最近はもっぱらスマホにイヤホンで音楽を聴いている。

スマホは、イヤホンなしでも、本体から音声が出る。

ためしにやってみたら、ほとんど高音しか出ないが、なんとか聞ける程度の音は出る。

まるで昔のトランジスターラジオで、聞いてるみたいだ。

スマホは密閉された構造になっているので、ラジオみたいにこれがスピーカーです、というところがない。

どうも、本体全体から音が出ていて、hdtm端子の穴に手を近づけると音の振動を感じる。

イヤホンを使っていると、音楽が頭の中へ入り込む気がする。

車内にスマホを適当に置いて鳴らしていると、音楽がまわりの風景の一部になってるようだ。

 

永年コレクションしてきたものを、PCのハードディスクからスマホにコピーしてある。

スマホの音楽フォルダには、いくつかのお気に入りを入れてある。

そのうちの「Favorite」というフォルダには、好きなアーティストのベスト盤を入れてあるのだが、なんと、75枚分もあった。

それを眺めていると、その3分の2くらいは、1960年代から70年代のもので、せいぜい1980年代以降のものが少しあるかな、という感じだ。

Favoriteフォルダ その1

これをみていると、いかに自分が高校や大学のころに、一生懸命に音楽を聴いていたかがわかる。

日本でもよく知られいる歌手やバンドもあるが、中にはあまり知られていないものもある。

Favoriteフォルダ その2

懐かしい名前を見つけた。

「ClassicsⅣ」というグループである。

日本ではヒット曲はなかったと思われるフォークロックのバンドだった。

ギターを始めていた私が、音楽雑誌付属の楽譜で見つけた「トレイシス」という曲が記憶に残っている。

ギターのための楽譜は、なかなか手に入れられないて貴重だったのだ。

Favoriteフォルダ その3

このころの曲を、今聴いてもそんなに違和感はない。

むしろ、新鮮に聴く事ができる。

ロックが、とても輝いていたとも思えるけれど、そうでもないかもしれない。

私の音楽に対する感性が、この頃の音楽でできているだけかもしれない。

その感性は、そこで完成してしまって、その後変わっていないだけ、とも言える。

Favoriteフォルダ その4

電車バス通勤を長くやっていたので、ウォークマンのようなものは必需品だった。

Norah Jones は、バス通勤仲間の同僚に教えてもらった。

一度聞かせてもらって、すぐに気に入った。

彼女のことを調べていて、驚いた。

ラビ・シャンカールの娘さんだった。

ラビ・シャンカールは、インドに傾倒していたジョージ・ハリスンシタールの先生だった。

アメリカに渡って、ネイティブ・アメリカンの女性と結婚したらしい。

Red Hot Chilipeppers は、長男がバンドをやってた高校生ころに教えてもらった。

Favoriteフォルダ その5

音楽フォルダの中には、他にも膨大なボリュームのフォルダがある。

いずれも、ネットで見つけたものだがどんなサイトだったかよく覚えてない。

ひとつがヨーロッパもの、もうひとつがアメリカものである。

Top2000 というのは、オランダの放送局のプログラムらしい。

新世紀を記念して、クリスマスのころに特別プログラムを企画したものだ。

リスナーの投票で選定された2000曲を一週間かけて放送するらしい。

2000曲って、一週間で放送できるものだろうか。

私の手元にあるのが、何年度放送のものかわからないが、英語ものが多いがヨーロッパだけに、フランス語やドイツ語のものも混じる。

変化があっておもしろい。

radio2 Top2000

1位は、Queen の Bohemian Rapsody だった。

2位以下も、知ってるアーチストが並ぶ。

こんなのを、日本でやったらどうなるのだろう。

日本は、洋楽と邦楽があるけれど、今はその境界はなくなっているのかな。

今は、かつてのように洋楽の存在感がないような気もするけれど。

ヨーロッパの場合、自国の音楽と国外の音楽は、どんな感じなのだろう。

 

もう一つのアメリカのプログラムは、ロック雑誌の RollingStone が選定したものだ。

500 Greatest Songs Of All Time は、評論家などの音楽関係者の投票によるものらしく、2004年に発表されている。

その後、2010年と2021年に改訂版が出ている。

500 Greatest Songs Of All Time

1位はBob Dylan の Like A Rolling Stone ,2位が Rolling Stones の Satisfaction と、RollingStone誌にぴったりの曲である。

知ってるアーチストが続くけれど、ヨーロッパとはちょっと違う。

英語以外の言語の曲は、ほとんどない。

Top2000で1位だった Queen の Bohemian Rapsodyは、163位となっている。

一時間ずっと聞いていても、せいぜい十数曲なので、当分は楽しめる。

しかも、次はどんな曲になるかわからないので、そんな楽しみもある。

 

 

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