晴耕雨読    趣味と生活の覚書

  1953年秋田県生まれ。趣味は、山、本、音楽、PC、その他。硬化しつつある頭を柔軟にすべく、思いつくことをなんでも書いています。あわせて、江戸時代後期の紀行家菅江真澄の原文テキストを載せていきます。

青歯王とブルートゥースBlueTooth

カーオーディオが壊れて音楽を聴けなくなったので、しばらくスマホ本体だけで聴いていた。

スマホの音は、しばらく聞いていると疲れてくる。

なんとかしようと、電気屋やカー用品の店舗を覗いてみた。

カーオーディオは、ほとんどカーナビに内蔵されたものである。

カーナビ自体はまだ使えるので、カーナビを買い替えるのは躊躇してしまう。

そこで考えたのが、ブルートゥーススピーカーである。

 

売り場には、さまざまなワイヤレススピーカーが並んでいる。

サウンドバーと呼ばれるテレビ用のスピーカーは、だいぶ前から発売されていて、よく見かける。

これは、テレビ受像機が大型薄型になって、大きなスピーカーが内蔵でき無くなったので、それを補うものだろう。

かなり臨場感のある音が再生できるようなので、気にはなっていた。

カーオーディオ用として使えそうなものを探してみた。

専用の置き場がないので、できるだけコンパクトでなければならない。

ステレオ再生できるものだと、箱型でそれなりの大きさがある。

モノラル用だととても小さいものもあって、値段も安い。

とりあえず、使い物になるかお試しのために、最も安いものを選んでみた。

Audio Comm というブランドで、オーム電機の製品だった。

ゴルフボールを少し大きくしたくらいのサイズで、値段はなんと1800円くらいだった。

なんともかわいいデザインで、ポケットにも入りそうだ。

縦34mm、横49mmなので、直径49mmの球体の上下を15mm削った感じである。

充電用のUSB端子が底面にあるが、ゴムのような材質なので車の中の適当な所に置いても滑らない。

さっそくペアリングして、スマホに内蔵してある音楽ファイルを再生してみた。

思ったよりも、いい音が聞こえてきた。

確かに、説明書には

「アルミニウムボディに高音質フルレンジスピーカーを搭載、ミニサイズでも低音域までシャープでキレのある音質を実現」と、なっていた。

フルレンジスピーカーとはいっても、直径わずか36mm出力3Wであり、おもちゃのようなものであるが、充電3時間で6時間の再生ができる。

さすがに低音域は、ほとんど出ないが、中高音はシャープでキレはあって、この値段でこのサイズにしては、よくできていると思う。

スマホの本体で鳴らすよりは、ずっといい。

説明書には、

「本製品2台をペアリングしてステレオサウンドが楽しめるTrue Wireless Stereo機能搭載」となっているので、もう一台買えば、ステレオ再生ができる。

やってみる、価値はあるかもしれない。

愛車に置いてみた

メーカーのウェブサイトのページを見ると、スマホの近くに置いてある写真が載っていた。

そんな使い方を想定して作られた製品なのだろう。

「最大通信距離:見通し 約10m」
ということなので、見通しのよいところなら、けっこう離れていても使える。
いろんな使い道があるかもしれない。

 

最近、スマホやパソコンの周辺の機器には、ブルートゥースという規格のものが多い。

考えていたら、同じようなブルートゥーススピーカーを、昔買ったことがあるのを思い出した。

はじめてスマホを買った頃なので、10年ぐらい前だっただろう。

お風呂でスマホの音楽が聴けるというので、買って少しの間使っていた。

ところが、私は「烏の行水」で風呂が短時間なので、すぐに使わなくなり、お蔵入りになった。

私はものが捨てられない人なので、そういうものは探せば出てくる。

探してみたら見つかったのだが、長時間放置していたので、汚れがひどいことになっていた。

お風呂で使えるのが売りの製品なので、ゴムのベルトで保護されていて、半防水ということだったから、全体にべとべとしている。

ベルトを外して、全体の汚れを落とした。

マイクロUSB端子にコードを差し込むと、充電が始まる。

直径が9cmで厚さが3.5cmの円盤型である。

どこのメーカーか調べてみたが、"FC CE RoHS"とあるが、メーカー名ではなくて、規格名?らしい。

充電ができたので、電源スイッチを押すと、ランプの点滅とともに「パワーオン」という女性の人工音声が聞こえる。

もう一度押せば、「パワーオフ」である。

スマホとペアリングして、音楽を再生するとちゃんとスピーカーから音が流れた。

音質は、高音のキレがない気はするが、何とか使えるレベルである。

そういえば、ブルートゥースが出たころ、データ転送の際に圧縮するために、音質が劣化していて、いまひとつだと言われていた。

私はそれほど、音質にこだわる人ではないので、許容範囲である。

最新のブルートゥースのバージョンは、5.3となっていて、高音質のブルートゥースイヤホンも発売されているので、音質は改善されているのだろう。

とりあえず、自宅でスマホ音楽を楽しむ時に使うことにした。

お風呂用からリビング用になったブルートゥーススピーカー

ブルートゥース」名を初めて知った時、それが北欧の王様の名前にちなんだものであるということだった。

BlueTooth”、つまり「青歯王」ハーラル・ブロタン・ゴームソンというデンマークの王様だそうだ。

でも、「青歯」というのはちょっとかっこいいが、実は歯の病気で歯が黒ずんでいたことからきているそうで、なんか残念である。

青歯王がデンマークノルウェイを無血統合したことにちなんで、「乱立する無線通信規格を統合したい」という願いが込めて、スウェーデンの技術者が名付けたということなのだが、今一つピンとこない。

乱立する規格を統合する、というのなら、もっとふさわしい王様がいたのではないだろうか。

 

ブルートゥース」という規格は、1988年に、エリクソンインテルIBMノキア東芝の五社によって策定されたのだという。

ブルートゥースが、私にとって身近になったのはこの10年くらいのものだ。

私が、職務の必要からパソコンに触るようになったのは、ウィンドウズがまだ、バージョン3.1のころである。

ウィンドウズ3.1は、1993年の発売だというから、30年経つわけだ。

1993年は、私が40歳になる年だ。

いい年になってから、パソコンを扱うようになったわけである。

もっともその前には、ワードプロセッサー専用機を使っていたし、さらにさかのぼると和文タイプライターというアナログな器具を使っていて、その延長上である。

その頃のパソコンは、なかなか扱いにくいものだった。

プリンタやスキャナーを接続するには、パラレルコードとかいうでかい端子で太いコードが必要だった。

外付けのハードディスクなら、スカジー(SCSI)接続で、特別な端子とコードが必要だった。

ディスプレイは、映像用のシリアルコードと、音声用のRCAコードと、2本繋がなければならない。

今なら、パソコンと周辺機器をつなごうと思ったら、だいたいUSB接続である。

ディスプレイは、HDMIのコード一本で接続できる。

 

ブルートゥース規格は、これから存在感を増すような気がする。

ただ、データの転送は一方通行のようなので、双方向にならないだろうか。

無線LAN対応のハードディスクを、サーバーに使っていたのだが、なぜか起動しなくなってしまった。

なので、パソコンとハードディスクは、USB接続で使っている。

いちいちコードを繋ぐのは面倒なので、ブルートゥースのような無線接続にならないものだろうか。

 

 

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