図書館で借りてきた本のバーコードを見ていて、バーコードアプリをスマホに入れようと思った。
アプリを検索してみたら、どうもQRアプリでバーコードも読めるみたいだ。
QRアプリはすでにインストールしてあるのでやってみた。
すると、バーコードを数字に変換して、さらに書籍の情報を検索していた。
使ったアプリは、google booksと連動していて、プレビューするか?というメニューが出てきた。
プレビューを選択すると、書籍の36/179ページ閲覧可能となっていて、36ページは普通に閲覧することができた。
これはかなり利用価値がありそうだ。
google booksは、かつて日本の出版物をスキャンして利用者にサービスするにあたって、出版社とかなりの揉めていた記憶があるのだが、その問題はその後どのようになったのだろうか。
話し合いが決着したような情報を目にした記憶がない。
バーコードスキャナーはコンビニやスーパーのレジの必需品だし、図書館のカウンターにもなくてはならないものだ。
1949年にアメリカで考えられたらしいが、食品チェーン店のレジで実際に使われ始めたのは1967年かららしい。
日本では、いつごろから使われ始めたのだろう。
QR( Quick Responce)コードは日本で作られたというのは知っていたが、詳しくは知らなかった。
作ったのは、自動車部品メーカーのデンソーで、部品管理のために、バーコードを10個も並べていた効率の悪さを解決するために開発したらしい。
バーコードが1次元で横一列なのに対し、QRコードは二次元であり縦にも情報を持つためにはるかに情報量が大きい。
特許権者のデンソーは、QRコードが普及するように特許をオープンにする方針をとった。
それによって、世界中で使われるようになった。
なるほどね。
そういうことが大事なんだよね。
この技術は誰にとっても役に立つ、と考えたんだな。
えらいね。
なんたって、PC+カメラ+インターネットがあの小さな機器ですべて備わっているのだから。