ClieというPDAを使っている頃、百科事典をPDAに入れることができることを知った。
DeAGOSTINIからでている平凡社のMYPAEDEAというソフトを専用ツールを使ってEPWINGという形式に変換する。
CLIEはソニー製なので、メモリカードはメモリーステックだった。
容量は、最大128MB。
通勤時は、もっぱら青空文庫にあった「銭形平次捕物控」とか「右門捕物帖」を読んでたので、世界が広がった。
同じくDeAGONITINIで、学研のSuper日本語大辞典も作った。
これは、漢和+国語+古語+類義語+ことわざ の総合辞書である。
さらに、小学館のスーパー・ニッポニカも買った。
これは 日本大百科全書+国語大辞典 である。
こんなに事典辞書があってどうするんだよという話である。
やってるうちに、何が目的なのか分からなくなってくる。
これらは、専用ツールを使って変換しているだけだったが、ツールを提供されていた方のサイトを見ているうちに、自分だけの事典を作ることができることを知った。
EBStudioというEPWING作成ソフトがあるので、入力用のhtmlファイルを用意すればいい。
お気に入りのサイトから、コピーしたりダウンロードして入力ファイルをつくる。
テキスト・エディタを使って、不要データを削除したり整形する。
かなり手間のかかる作業だが、自分の性格にはあっているらしい。
楽しんでやっていた。
日本の古典文学のテキストのあるサイトをいろいろめぐり古典文学事典や、映画情報を収集して映画事典を作ってみたりした。
そのうちに、メモリーカードがMBからGBに大容量化した。
それまでは、できるだけテキストだけにして容量を抑えていたのが、容量を気にしなくてもよくなった。
画像も入れられることに気がついた。
いろいろ探してみて、IMDB(Internet Movie Database)というのを見つけた。
アメリカの映画情報サイトである。
日本の情報サイトはあまり画像が使われていない。
映画のサイトなのに、画像がほとんどないなんて冗談かよ、とツッコミを入れたくなってしまう。
日本とアメリカでは画像の著作権の考え方扱い方に大きな違いがあるのだと思う。
IMDBでは画像がふんだんに使われていて、フォトギャラリーまである。
俳優女優事典を作ることにした。
本文は英語であるが、写真があるのでわかりやすい。
スマホでも使える。
勝手にやっているので、もちろんあくまでも、私個人用である。
自己満足なんだな。
ちなみに、現在進行中は「城趾城郭事典」です。