晴耕雨読    趣味と生活の覚書

  1953年秋田県生まれ。趣味は、山、本、音楽、PC、その他。硬化しつつある頭を柔軟にすべく、思いつくことをなんでも書いています。あわせて、江戸時代後期の紀行家菅江真澄の原文テキストを載せていきます。

音質にこだわるか 音楽にこだわるか

電化製品の量販店というのは、栄枯盛衰の厳しい世界らしい。

そういう店に行く機会があると、店内をフラフラしてしまう。

主に、音響や映像のコーナーである。

やっぱり、その辺が気になってしまうのだ。

私は、音楽好きなので、若い頃は秋葉原に行ってフラフラしていた。

商品がそろっていて、安いところは、秋葉原しか無かった。

夏休みのバイトで臨時収入があると、カセットデッキを買ったりしていた。

その頃は、秋葉原では、石丸電気の全盛時代だったな。

何号店とかいって、秋葉原だけでいくつもの店舗があった。

 

就職した頃は、「コジマ電気」が店舗を増やしていた。

その次には、「ヤマダデンキ」が業績を上げ、業界1位になったらしい。

私の住む千葉県北西部では、「ケーズデンキ」の存在感が大きい。

おもしろいのは、これらの会社が、北関東発祥であるということだ。

コジマ電気は、群馬県前橋市高崎市、ヤマダデンキが栃木県宇都宮市ケーズデンキ茨城県水戸市である。

この3社を、「北関東YKK」というらしい。

なんで北関東発なのだろう、不思議である。

しかし、このうちのコジマ電気は、「ビックカメラ」の子会社になってしまっている。

私の近所には、「石丸電気」の店舗があったし、少し離れたところにもあったのだが、エディオンに吸収合併されたようであり、店名が変わっている。

私の行動範囲内では、「ノジマ」と「ジョーシン」が増えているようである。

 

ここ何年か、音楽の世界では、「ハイレゾ」という言葉が聞かれる。

世界的には、ネットによる音楽配信が主流になり、CDが売れるのは日本ぐらいらしい。

ハイレゾは、音源自体をCDよりもはるかに高音質であることを、売り物にしている。

Walkmanの公式ミュージックストアだという「MORA」という音楽配信サイトを見てみた。

ハイレゾ音源は、CDの6.5倍の情報量である、となっている。

CDとはサンプリング周波数や量子化ビット数が違うのだと、いうことらしい。

私には、なんのことかよくわからない。

どうも、CDのサンプリング周波数は、44.1khzで、量子化ビット数が16ビットである。

それが、ハイレゾだと、それぞれ192kHzから384khzもあって、24ビットということになり、その数字が大きくなるほどデータ量は大きくなる。

たしか、私が使っているMP3のファイルは、圧縮してあるので、CDの10分の1くらいの容量のはずである。

CDの容量は、740MBだったと思うので、その6.5倍ということで、単純に考えるとMP3の65倍もの容量になることになる。

 

音源のレベルが高ければ、それを再生する装置も、それまでよりはるかに高いレベルが求められる。

でも、私自身は、そういうものにこだわろうというきもちはない。

私が熱心に音楽を聴いていた学生の頃、「オープンリール」というものがあって、音にこだわるマニアックな人はそういうものを使っていた。

「カセットテープ」がケースに入っているのに対して、「オープン」というもので、でっかくてアナログなプロ仕様のテープレコーダーだった。

「高嶺の花」だったけど。

私は、高校時代のラジカセから、やっとカセットデッキに買い替えて、満足していた。

音を聞いているのじゃなく、音楽を聴いているのだ、と自分では思っていた。

究極の音にこだわるか、想像力をはたらかすか、そこが分かれ目なんだろうな。

 

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