晴耕雨読    趣味と生活の覚書

  1953年秋田県生まれ。趣味は、山、本、音楽、PC、その他。硬化しつつある頭を柔軟にすべく、思いつくことをなんでも書いています。あわせて、江戸時代後期の紀行家菅江真澄の原文テキストを載せていきます。

テレビはメディアプレーヤーになっていた

2ヶ月ほど前に、ビデオレコーダーが壊れたのを機会に、テレビも録画可能なものに買い替えた。

外付けの4TのハードディスクをUSB接続したので、今までの何倍もの録画ができる。

売り場には、さまざまなテレビが展示してあり、価格もさまざまである。

現在、テレビのディスプレイはほとんどが液晶パネルであるが、液晶もいろいろ種類がある。

VA液晶パネル、IPS液晶パネル、有機EL液晶パネルであるが、それぞれ、色あい、コントラスト、視野角、そしてサイズへの対応、製造コストの点で、一長一短がある。

もちろん、ディスプレイのサイズの大小で、価格はかなり違ってくる。

 

今回は、ヤマダの店舗に出かけた。

我が家の近隣に、最も多い電気の量販店はケーズデンキである。

そして、最近では大規模なモールには、ノジマが入ってることが多い。

最も近所にあった石丸電気は、だいぶ前にエディオンに買収されて店名が変わっている。

石丸電気と言ったら、秋葉原に店舗を何店も持つ老舗だったが、栄枯盛衰の激しい世界なのだ。

古くから進出していたコジマの残っていた店舗はビックカメラに変わっている。

私の住む柏市は、国道6号国道16号が交差するせいで、いろんな業界の競争が厳しい地域らしい。

他に、ジョーシンPCデポなど、行動範囲内にいくらでもある。

 

ヤマダが、船井電機と提携して、新しいテレビを開発販売するということはニュースで知っていた。

どんなものかと、売り場を見ていたら、外付けのハードディスクに対応していて、我が家の必要としている機能も備えている。

しかも、他のメーカーよりも価格が安い。

さっそく、ハードディスクはおすすめになっていたSEAGATE製を選んだ。

SEAGATEは、最近はあまり見かけないが、QUANTUMとともに、かつてはPCにはよく内蔵されていたハードディスクのメーカーである。

 

今までの、32インチよりははるかに大きい50インチのテレビである。

自宅に設置して、電源入れて驚いた。

だだのテレビではなく、"fire tv"が搭載されたスマートテレビというものだった。

"fire tv stick"というものがあって、テレビのHDMI端子に差し込めば、アマゾンのサービスが受けられるネット対応になるのは知っていた。

このテレビは、最初からこれが内蔵されているので、スマートテレビの機能の一部として、地上波放送の受信ができる、ということになる。

リモコンで、ホーム画面を表示すると、次のようなアイコンがある。

プロフィール、設定、入力切替、ライブ、アプリ等がある。

アマゾンのタブレットに、fireというのがあるが、andoroid OSをアマゾン仕様に手をくわえたものが、このテレビにも内蔵されているのだろう。

入力切替で、録画用ハードディスク以外にも、USB接続のハードディスクやUSBメモリと切り替えることができるが、その際には4桁のピンコードを入力しなければならない。

 

なんと、接続したUSBメモリの中にある、動画、画像、音楽のファイルを表示したり、再生したりすることができるのだ。

今まで、私は音楽ファイルを再生するために、PCを立ち上げてUSBハードディスクのファイルを再生し、オーディオアンプで鳴らしていた。

このテレビを買ってから、PCの電源を入れることがなくなった。

テレビとアンプは、光ケーブルで接続してあるので、テレビの音だけでは物足りないときは、アンプを使う。

PCのWindowsが立ち上がる時間を待つのが面倒で、PCもテレビのような家電にならないかな、と思っていたけど、それが実現したわけだ。

入力切替してUSBの中身を見ると、動画、画像、音楽のそれぞれのファイルのあるフォルダ名が表示される。

動画を選択すると、動画のあるフォルダだけが表示されるので、とても便利である。

ところが、致命的な欠点があって、フォルダの階層構造に対応していない。

フォルダは、並列的に、ずらずらと表示される。

たった1行のスペースしかないので、目的のフォルダを探して、延々とスクロールさせなければならない。

たとえば、画像フォルダだったら、「2022年」のフォルダの中の「8月」というフォルダを探すということが、できない。

今は、USBメモリも大容量なので、一つのストレージに、何千というファイルが収納できるし、それをわかりやすく整理しようとすれば、何百ものフォルダが必要である。

しょうがないので、小容量のメモリをいくつか用意して差し替えてつかっている。

ところが、差し替えてもそのままでは、使うことができない。

前もって、ストレージの内容を読み込む仕様になっているので、その都度再起動させないといけない。

 

現在は、他のメーカーも同様なテレビを販売していると思う。

ストレージの中身のファイルを表示させるというのは、「ファイラー」というアプリの仕事なのだろうか。

Windowsの「エクスプローラー」のようなものがあればいいのだから、そんなむずかしいことではないだろう。

他のメーカーの製品では、どうなっているのだろう。

この製品では、録画用のハードディスクは6Tまで対応するようになっている。

録画用以外のUSB端子も同様だと思うが、現状では実用的ではない。

もし、この問題が解決できれば、最強の「メディアプレーヤー」である。

スマホの写真ファイルも、PCに眠っていた動画ファイルも、いろんな所に散らばっているような音楽ファイルもテレビの大画面で再生できてしまうのだ。

Android OS がベースなのだろうから、バージョンアップで、ちゃんと使いものになるようにならないものだろうか。

 

 

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