晴耕雨読    趣味と生活の覚書

  1953年秋田県生まれ。趣味は、山、本、音楽、PC、その他。硬化しつつある頭を柔軟にすべく、思いつくことをなんでも書いています。あわせて、江戸時代後期の紀行家菅江真澄の原文テキストを載せていきます。

雨上がりの手賀沼サイクリング

今朝は、久しぶりに青空が見えた。

しばらく、雨模様が続いていたので、何日ぶりだろう。

手賀沼にでも、出かけようと思ったが、気温は上がりそうなので、自転車で行くことにした。

雨がかなり降っていたので、手賀沼も増水しているだろう。

大津川は、どれぐらい流量が増えているだろう。

手賀沼から流れ出る手賀川も、どんな感じになっているか気になる。

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とりあえず、新柏方向に向かう。

裏道で自転車に乗ったのだが、この道は昔は細い砂利道で道端に小さな川があった。

一応、光が丘の森を水源とする渓流だったのだと思う。

見た感じでわからないが、わずかに傾斜してるらしく、ペダルを漕がなくても、とろとろと動いている。

 

名戸ケ谷で、大津川の土手に向かう道に到着する。

将門の王城跡を訪ねて来た時以来なので、ひと月くらいぶりである。

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田んぼの脇の道を進むと、稲の穂が大きくなって、穂が垂れていた。

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稲は、雨が降って暑くなれば、どんどん実が大きくなっていく。

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大津川の土手に着いて、川の流れを見ると、いつもよりは1メートルくらいは、水面が高くなっているように思える。

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クズの葉に夏の空

大津川の土手を進んで、県道に架かる橋の方向を見ると、白鳥が泳いでいた。

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なにか花は咲いていないかなと思いながら、土手を進むがほとんど花らしきものは見えない。

わずかに、ヤマブキ色の花がちょっと遠くに見えたが、あれはなんだったろう。

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大津川河口に着いた。

さすがに、かなり増水していた。

手賀沼の水面は、いつもよりは2メートルくらいは、高くなっているだろう。

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手賀沼の土手は、毎年お盆前くらいに、2メートルくらいの幅で除草している。

花火大会のためかなと思ったりしていたのだが、そんなことはないか。

去年も、今年も花火大会は、中止だったのかな。

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サイクリングコースを、道の駅に向かって走る。

道の駅「しょうなん」の新家屋は、かなり工事が進んでだいぶ建物らしくなっていた。

大きな屋根が三つ並んでいて、二つは家屋で、一つは半オープンになってるようだ。

完成予定は、たしか11月だったと思う。

ちょっと、楽しみである。

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さらに走って、ハスの群生地に着いた。

今年も、ハスはまったく咲いてなかった。

咲いてないだけではなく、まったく茎もなにもない。

去年も、同じだったので、ほんとに全滅してしまったのだ。

一時は、どんどん増殖して、向こう岸まで広がりそうな勢いだった。

いったい、なにが起こっているのだろう。

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この正面にハスが広がってるはずだった

我孫子のウェブサイトによると、2018

年頃から群落の縮小が見られた、とある。

原因としては、複合的なものが考えられるとして、七つぐらいあげられている。

www.city.abiko.chiba.jp

手賀沼の東端の曙橋近くの休憩所で、ひと休み。

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曙橋は、手賀沼と手賀川の水門がある。

それを見ると、手賀川の水面は通常よりも2メートル以上高くなっていた。

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ここからは、手賀川の土手がサイクリングコースとなっている。

両岸に、河川敷があったような気がするが、低いところは水没しているようだ。

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手賀沼に流れ込んでいる川は、大津川、大堀川、地金堀などがある。

その他に、田んぼのあるところには「排水機場」というのがあり、これで川から手賀川に流れ込む水量を調整しているようだ。

川というよりは、水田のための水路からの水かもしれない。

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排水機場の裏に川が見える

手賀川土手のサイクリングコースの左側は、水田である。

水田は、稲の穂が垂れていたが、よく見ると水田の色はそれぞれ違っている。

もう、黄色くなっている水田もあるし、まだ緑っぽいのもある。

私は、水田に囲まれて育ったが、水田は、水路から最初に水を入れた田んぼを、「水口」(みなくち)と言ってた。

その田んぼは、水温が低いので生育が悪く、稲の実も入らなかった。

この辺りの田んぼは、そういうことはないだろうから、稲の品種の違いとか、田植え時期の違いから来てるのだろうか。

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 この水田の先に、緑の森がある。

この中に、「千葉県手賀終末処理場」という施設がある。

とんでもなく広い敷地の中に、いろんな施設があるが、外から見たところかなりの広さは、ジャングルのような原野である。

何回も、この前を通っているが、詳しいことは知らなかった。

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東葛飾地域の下水を処理して、利根川に放流できる水にし、脱水汚泥は燃やして、その灰は各市が引き取ることになっているらしい。

処理区域は、我孫子市の全域、白井市柏市の大部分、松戸市鎌ヶ谷市流山市印西市の一部分となっている。

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週末処理場を通り過ぎて進むと、サイクリングコースは橋にぶつかる。

そのそばにあるカフェ「リバーサイド」が、今日の目的地である。

何年か前に、息子たちと来たことがある。

テレビの「ぶらり旅」みたいな番組で、見て知ったのだ。

とにかく、料理のボリュームがすごい。

二人前くらいの量が、皿に乗ってた。

でも今日は、ここでは食べない。

出かける前に食べて来たので、店の前の自販機でスポーツドリンクを買った。

 

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週末処理場近くまで戻って、ひと休みである。

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あとは、のんびりと帰るだけだ。

少し走っているうちに、雨がぽちぽちきた。

空を見ると、青空が見えるのに、自分の上だけ雨雲で、これから行く前方は、雨が降ってるらしくかすんでるように見える。

とりあえず、雨やどりできるベンチのある所まで走る。

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小降りになったら走って、雨やどりしてるうちに、雨はあがった。

洗濯ものがあったことに気がついたが、また陽が出ているから大丈夫だろう。

もう、青空がかなり広がっている。

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3時前に、帰宅した。

出発は、10時過ぎだったから、所要時間は5時間弱というところかな。

 

 

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