晴耕雨読    趣味と生活の覚書

  1953年秋田県生まれ。趣味は、山、本、音楽、PC、その他。硬化しつつある頭を柔軟にすべく、思いつくことをなんでも書いています。あわせて、江戸時代後期の紀行家菅江真澄の原文テキストを載せていきます。

パーソナルコンピュータを創ってきた人々

私が、パソコンというものに初めて触ったのは、1991年である。

なぜ、はっきりと時期を覚えているというと、その年に人事異動で職場が変わってそこでパソコンを触ったのは確かだからだ。

まだWindowsにはなっていなくて、MS - Dosだった。

それで、「エクセル」の前身である「マルチプラン」という表計算ソフトの練習をしていた。

パソコンは、私の職務の範疇にはなくて、他の部署が使っていたのだが、空いている時に使わせてもらっていた。

移動前の職場では、デスクトップのワードプロセッサーを使っていた。

NECは「文豪」、富士通は「オアシス」、東芝は「RUPO」という時代である。

 

マイクロソフトWindowsはすでに1985年に発売されていて、その頃はWindows3.1が発売された頃だと思うが、あまり普及していなかったと思う。

そして、1995年のWindows 95で社会現象になるわけである。

思い出したのだが、富士通はすでにFMtownsというのを出していて、それは職場にあった。

今、考えるとその時点でWindowsの先を行ってた気がする。

私は、もともと文系の人間で、コンピュータには無縁だったが、音楽好きだったので、アンプやチューナー、スピーカー、プレーヤーなどを扱っていた。

機械自体には、なんの拒否反応もなかった。

表計算ソフトが、自分の仕事にとても役立つことが分かったので、パソコンソフトが使えるワープロの購入希望して、購入することができた。

なんと、Windows表計算ソフトの「ロータス123」が内蔵されているというラップトップワープロRUPOだった。

今考えても、なんとも不思議な代物である。

 

その頃に、パソコンの知識を得るために「Hello!PC」という雑誌を買っていた。

ソフトバンクが、隔週で発売していた初心者向けのパソコン情報誌だった。

その頃のソフトバンクは、その名前のままの会社だったのだろうか。

隔週発売というのは、今はないと思うが、その頃はFM情報誌の「FMFan」などは隔週で、その流れだったのかもしれない。

初心者向けなので、私にはピッタリだった。

パソコンの創生期に関わってきた人について書かれた連載記事があって、とても気に入っていた。

私の記憶だと、「コンピュータ偉人伝」というようなタイトルだった気がしていたが、調べてみたら「パーソナルコンピュータを創ってきた人々」という書籍として連載記事が、1998年10月に刊行されていた。

脇英世さんという人が書いた記事だった。

もう一度読んでみたいと、前から思っていた。

図書館で探せば見つかると思うが、2週間くらいでは読みきれないと思う。

Amazonを見ていたら、手に入れられそうなので迷っている。

 

「Hello!PC」は、1994年7月創刊なので、創刊してすぐに私は購読していたようだ。

1999年に、誌名を「PC User」と変え、中・上級者向けに方針を変換した。

私も、ずっと読者だったので、初心者ではなくなっていたのか、違和感はなかった。

2003年には、隔週から月刊に転換している。

このあたりまでは、購読していたと思う。

インターネットの時代になって、パソコン情報サイトも多くなっていて、雑誌として存在していくのが困難になっていったのだろう。

2006年には休刊し、「ITmedia」というウェブサイトに移行している。

そういえば、書店の売り場を見ても、一時あれほど多かったコンピュータ関係の雑誌が驚くほどに、少なくなってしまっている。

 

 

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