晴耕雨読    趣味と生活の覚書

  1953年秋田県生まれ。趣味は、山、本、音楽、PC、その他。硬化しつつある頭を柔軟にすべく、思いつくことをなんでも書いています。あわせて、江戸時代後期の紀行家菅江真澄の原文テキストを載せていきます。

YouTubeで私が見ているもの

YouTubeで、何を見ているのか。

最近見ているのは、バンドメイドというバンドの全米ツアーである。

10月9日に、カリフォルニアで開催された音楽フェスティバル「アフターショック」への参加を皮切りに、全米13都市を単独公演するという。

ネット記事でそれを知ってから、楽しみにしていた。

日本では、音楽コンサートへの、ビデオカメラの持ち込みや撮影は禁止されている。

今は、スマホでもやろうとすれば、長時間の撮影は可能である。

さすがに、スマホ持ち込みは禁止というわけにはいかないだろうが、日本のコンサートのビデオが投稿されることはほとんどない。

投稿してもすぐに、ブロックされるだろう。

ところが、日本以外では、ファンカムと言われるビデオがあふれている。

コンサートの撮影は禁止されていないのである。

aftershockfestival.com

野外での音楽フェスティバルのようなものは、コロナ禍になってから、日本では中止やら制限付きになったりしている。

海外では、どんなものだったのだろう。

今年の「アフターショック」には、「バンドメイド」“Band-Maid"の他にも、「ネモフィラ」“Nemophila”という日本の女性バンドが招待されている。

もうひとつ、クロスフェイス“Cross Faith"というバンドが出演予定だったが、直前にバンドが活動停止になってキャンセルしている。

この音楽フェスティバルは、ロックとヘビーメタルのアーティストが、世界中から100組ぐらい集まって、4日間に渡って開催されるということだ。

私には、ロックとヘビーメタルが、どう違うのか、今ひとつわからない。

ネモフィラ」のボーカルは、デスボイスというすごい声を出すからメタルだろうが、「バンドメイド」は、ロックということだろうな。

 

「バンドメイド」も「ネモフィラ」も私のお気に入りのバンドであるが、聴き始めたのはコロナ禍になってからだ。

「バンドメイド」は、今回の全米ツアーが、3回目で前回は2019年だったということだ。

その頃、バンドの名前は知っていたかもしれないが、海外公演をやっているようなバンドだったということは知らなかった。

テレビのワイドショーでも、この音楽フェスティバル主演の話題を取り上げていたが、その中でも、「日本ではそれほど知られていないかもしれないが、北米では多くのファンを持っている。」と言っていた。

私が、YouTubeでよく見てるバンドは、他には次のようなバンドである。

「ワン・オクロック」“One Ok Rock
「ラブバイツ」“Love Bites”
和楽器バンド」“Wagakki Band"

「スキャンダル」”Scandal"

「ベビーメタル」“BabyMetal”

「アステリズム」“Asterism"

マキシマム・ザ・ホルモン」”Maximum  The  Hormon“
人間椅子」”Ningen Isu“

やや女性バンドに偏ってる気がするが、それぞれがまったくスタイルの違うおもしろいバンドである。

いかにも、日本らしい、日本にしかないようなバンドなのだ。

 

これらのバンドが、日本国内でどの程度知られているのか、というとよくわからない。

紅白歌合戦」には、ほとんど出ていないと思う。

一昨年あたりに、「ベビーメタル」はでていたと思う。

たぶん、どのバンドも海外公演をやっている。

国内ではそれほど知られていなくても、海外にそれなりにファンがいて、演奏旅行が可能な時代なのである。

そんなファンカムのビデオをいろいろ見てきた。

公演会場は、さまざまである。

数百人規模のクラブのようなところや、それよりも大きいと1000人から2000人くらいのホールと言われるような会場がある。

そして、さらに大きなスタジアムのようなものだと、1万人以上でありXジャパンやラルクアンシエルは、そういうところでやっている。

今回のバンドメイドのツアーは、ホールの規模の会場である。

フェスティバルのあと、シアトル、サンフランシスコ、ロサンゼルス、サンディエゴと西海岸をまわり、フェニックス、ダラス、ヒューストン、そして、ワシントン、フィラデルフィア、ニューヨーク、ボストン、イースト・ラザーフォードというニュージャージー州の街が続く。

11月1日のシカゴ公演が最終であり、アメリカは移動が大変だろうから、かなりハードな日程だ。

公演会場の一覧を見ていたら、サンディエゴ、ダラス、ヒューストン、シカゴの会場名は「ハウス・オブ・ブルース」“House of Blues"である。

いかにも、音楽のコンサートにふさわしいいい名前だなと思う。

 

このツアーのチケットは、それほど日数がかからずソールドアウトになったらしい。

ビデオを見ると、観客はかなり年齢高めである。

長年ロックを聴いてきたような男性が多いようである。

バンドメイドの曲は、ところどころに英語が片言のように混じるが、ほとんどは日本語である。

言葉ではないところで、伝わるものがあるのだろうな。

1000人程度のキャパといっても、地方都市であり,それが埋まるのはすごいと思う。

バンドメイドの曲は、メンバーそれぞれが持っている音楽性から来てるものだろうが、とても幅広いものがある気がする。

ロサンゼルスでのファンカムがアップされてたので、見たらおもしろかった。

日本のメイド服の女性バンドが、アメリカの街で、こんなに観客と一体感のあるコンサートをやってる。

不思議というか、おもしろい時代である。

Band-Maid 15Sep2022 4K HQ audio - endless Story, Daydreaming, Hibana @The Belasco, Los Angeles 90015”

Band-Maid 15Sep2022 4K HQ audio - endless Story, Daydreaming, Hibana @The Belasco, Los Angeles 90015 - YouTube

 

 

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