晴耕雨読    趣味と生活の覚書

  1953年秋田県生まれ。趣味は、山、本、音楽、PC、その他。硬化しつつある頭を柔軟にすべく、思いつくことをなんでも書いています。あわせて、江戸時代後期の紀行家菅江真澄の原文テキストを載せていきます。

ロックの時代④ いったい現実を把握している者はいるだろうか?

「いったい現実を把握している者はいるだろうか?」

これが、曲のタイトルである。

この曲名を知ったときは、仰天した。

なんだこれは、と思った。

でも、今考えるとあの時代だからのタイトルなのかと思う。

Does Anybody Really Know What Time It Is?  

そのままであるけれど、表現を難しくしている。

それまでの日本では、洋楽の邦題はあまり原題の意味などに関係なく、それらしい日本語でタイトルにしていることが多かった。

 

私の感覚で考えると、ロックンロールは、ピアノをバンバンたたいてるイメージだ。

ギター中心のバンドになって、ロックだ。

ロックバンドに、ブラスが加わって、ブラスロックが現れた。

まあ、日本だけの言い方らしいけれど。

ロックンロールはどうして生まれたかについては、いろんな説がある。

白人のカントリー&ウエスタンと黒人のブルースなどが、融合してできたというようなことが一般的には言われている。

ロックは、ほかのジャンルの音楽に近づいて行く。

ジャズやクラシックやラテンなどである。

そして、クロスオーバーなどというジャンルの境界をなくしたものも生まれて行く。

 

 Chicago    "Does Anybody Really Know What Time It Is?"

ja.wikipedia.orgこの曲は、このバンドの1969年に発売されたデビューアルバムに収められている。

このアルバムは、アナログレコード2枚組であり、第2作、第3作も2枚組だった。

アナログレコードなので、4つのパートから成っているが、それぞれのパートは比較的長時間の3曲である。

「イントロダクション」、「ビギニングス」、「クエチョンズ67/68」と曲は続いている。

この頃の曲は、時代を反映して政治的な内容の歌詞があった。

日本の担当者もそれを意識して、日本版を製作していたのだと思われる。

 "Someday (August 29, 1968)"という曲の邦題が、「流血の日(1968年8月29日)」となっていたりする。

Chicago - Does Anybody Really Know What Time It Is? - 7/21/1970 - Tanglewood (Official) - YouTube

 

Blood,Sweat & Tears     And  when  I  Die

ja.wikipedia.org

ロックの中心人物だったアル・クーパーを中心に、1968年にファーストアルバム“Child Is Father to the Man”(子供は人類の父である)を発表したが、中心メンバーは脱退した。

2作目のアルバム“Blood, Sweat & Tears”(血と汗と涙)では、ロックとジャズを融合させ、リズムセクションに重厚なホーンを加えたサウンドと、力強いクレイトン・トーマスのボーカルで人気を博した。

このアルバムは、グラミー賞の最優秀アルバムを受賞した。

Blood, Sweat and Tears - When I Die (1970) - YouTube

 

Chase      “GET IT ON ”    「黒い炎」

例によって、邦題が「黒い炎」という意味不明なものになっている。

トランペット4本という高音強調のブラスセクションとラテンのパーカッションのサウンドは、日本でもとても人気だった。

来日公演をして、武道館や名古屋、大阪でもやってるのだからすごかったと思う。

https://www.youtube.com/watch?v=sykv_y9EYBg

 

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