晴耕雨読    趣味と生活の覚書

  1953年秋田県生まれ。趣味は、山、本、音楽、PC、その他。硬化しつつある頭を柔軟にすべく、思いつくことをなんでも書いています。あわせて、江戸時代後期の紀行家菅江真澄の原文テキストを載せていきます。

ヘヴィーでハードな音楽

ヘヴィーでハードな音楽が、けっこう好きである。

通常は、ロックということになるのだろうが、クラシックも交響曲などを大音量で聴くとかなりヘヴィーでハードである。特に、管楽器がガンガン入るやつだと、ゾクゾクしたりする。

コンサートの生のオーケストラの破壊力はすごい。ロックコンサートに負けない。

ヘヴィーでハードがいいと言いながら、ソフトでメローなものも好きなので、結局のところ音楽全般が好きなのだ。なんだって、いいんだな。

 

ビートルズが、「ロックンロールミュージック」というチャック・ベリーの曲をカバーして日本でもヒットした。

「恋をするならロックンロールミュージック.........」という歌詞を覚えているので、日本人歌手もカバーしていたのだと思う。

ロックンロールというのは、ピアノを使った音楽だと思っていた。

ファッツドミノとかジェリールイスというピアノ弾きの歌手もいたし。

ピアノの鍵盤をバンバンやったりコロコロ弾いたりするやり方だと思っていた。ロックしてロールだし。でも、必ずしもそういうことではないらしい。

 

歌詞をみると、

モダンジャズは、演奏が早すぎてメロディーの美しさが消えてしまう、

だから、僕は古くさいかも知れないけどロックンロールがいい、

という感じらしい。

でも歌詞のなかに、

So keep a rocking that piano  と出てくるので、

私の思い込みも間違いではないかもしれない。

でも、この時点でロックンロールは、古くさいと意識されていたことになる。

 

中学3年の時、教室の隣が音楽室だった。

音楽室は、校舎の端っこだった。どこの学校でも、音楽室はたいてい端っこにある。

ある時、誰かが持ってきたレコードを大音量でステレオにかけた。

モンキーズの「Valleri」という曲だった。

あまりのカッコ良さに、驚いた。

かなり低音の効いたイントロに続いて、高音のコーラスが続く。

その頃、モンキーズを知っていたと思うが、人気のテレビ番組は地元のテレビ局は放送していなかった。

この曲は、ボイス&ハートという優れた作詞作曲のチームの作品であり、多くの曲を提供していたことは、後で知った。

 

音楽室といえば、高校の時に音楽の先生が不在で自習の時があった。

音楽室は、三棟あった校舎の端っこだった。

誰かが持ってきたビートルズのアルバムをクラスのみんなで聴いた。

たぶん、デビューアルバムで、これも大音量でまるごと聴いた。

この頃の曲は、みんなとても短くて2分から2分半くらいのものだったので、全曲でも30分ちょっとだった。

 

こんなことだけは、しっかり覚えている。

時代は、ロックンロールからロックになっていた。

ニュー・ロック、アート・ロック、ヘヴィー・ロック、ハード・ロックサイケデリック・ロック、カントリー・ロック、 他にもあったかな。

ディープ・パープルは、ハード・ロック

ブラック・サバスユーライア・ヒープが、ヘヴィー・ロック。

このへん以降も、パンクやらメタルやらあるようだが、よくわからない。

なにか、私のロックについての知識は断絶してしまっている。

 

人間椅子」というバンドを、最近になって知った。

最近といっても、一年くらいにはなるだろう。

Youtubeを見ていたら、急に登場するようになった。

Youtubeには、reactionというジャンル?がある。

はじめて聴いた音楽に、私はこう反応しました、という自撮りみたいなものである。

それを見ていると、気になる人が何人か見つかる。

 

その人が、人間椅子の「無情のスキャット」というのを見て、反応していた。

人間椅子というバンドの名前は知っていたと思う。でも、人間椅子ということばにおどろおどろしいものを感じて、近づかなかった。私よりも、10歳ちょっと年下で、「イカ天」で認められたらしいが、その番組はまったく見てなかった。

はじめて聴いた人間椅子は、思ったよりもストレートなものだった。ブラックサバスに心酔してバンドをはじめたというのは、わかる気がした。一番驚いたのは、途中のギターソロだった。どこかの大名の家老様のような風体のギターの和嶋さんのギターソロは、王道を行くようなものだが、聴いた人はみんな、おおっと表情が変わる。

欧米の方は、楽器の技巧のすばらしいものに弱いと思う。

それは、和楽器バンドに対する反応でも感じる。

和楽器バンドには、筝、尺八、津軽三味線という楽器の3人のすばらしい演奏者がいる。その演奏に対する反応はおもしろい。演奏の技巧もあるが、楽器自体が見たこともない日本のもので、それをロックバンドの前面立ててる驚きもあるだろう。

 

今のところ、Youtubeが音楽においては、窓口みたいになっている。

新しいものとか、知らなかったものとか、忘れていたものとか、そういうものを見つけるための窓口かな。

 

 

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