ほんの思いつきで、書き始めた「ロックの世界」であるが、10回を越えてしまった。
まだまだ、いくらでも曲が思い出せるし、きりがない。
10代、20代と、いかに自分が音楽を聴くことに、のめり込んでいたことだろうか。
「ロックの時代」は、「フォークの時代」でもあったし、自分たちがが作った曲を、自分たちで演奏し、歌おうとしていたのだと思う。
私も、ウクレレやギターをいじって、自己流で練習していた。
ギターは、楽譜が必須だし、曲もクラシック系が多いので、その後クラシックに興味を持つことに、つながっていったのだと思う。
考えてみると、インターネットはなかったが、音楽情報はテレビとラジオだったわけで、テレビが今よりまともだったのかも知れない。
テンプテーションズ マイ・ガール
黒人のボーカルグループは、他にもあったと思うが、とにかくカッコいいと思った。
独特のリズム、ステップを踏み、踊りながら歌っていた。
その後知った黒人グループは、皆同じようなステップを踏んでいた。
シャネルズも、それを踏襲していたと思う。
The Temptations - My Girl - YouTube
サム・アンド・デーブ ホールド・オン
この頃は、リズム・アンド・ブルースということばが使われていた。
黒人2人組のリズム・アンド・ブルース・デュオである。
サムの高音パートとデーブの低音パートの掛け合いがエネルギッシュで、この頃のバックの演奏は、ブッカーT&MG'sが担当していたらしく素晴らしい。
和田アキ子さんは、デビュー曲が「星空の孤独」で、「和製リズム・アンド・ブルースの女王」が、キャッチコピーだった。
Sam and Dave - Hold On, I'm Coming - YouTube
オーティス・レディング ドック・オブ・ベイ
1967年に、オーティス・レディングは、飛行機事故で亡くなっている。
私は、高校生になってから、この曲を知った。
それまでの彼の曲は、アップテンポのものが多かったようだが、この曲はスローテンポで哀愁を帯びた、日本人好みの曲である。
この曲は、アメリカでも彼の死後にヒットした。
レコーディングしてすぐに亡くなったので、ライブ映像がない。
Otis Redding - (Sittin' On) The Dock Of The Bay (Official Music Video) - YouTube
サム・クック ワンダフル・ワールド
サム・クックは、ゴスペル・グループのリードボーカルとして名声を得ていたが、リズム・アンド・ブルースに転向する。
声の良さと歌唱力によって、白人からも評価された。
公民権運動にも関わり、社会的な意識が強く、この曲もボブ・ディランの「風に吹かれて」の影響を受けたものらしい。
1964年に、亡くなっているが、泥酔しての暴力が原因で射殺されたらしい。
Sam Cooke - What A Wonderful World (Official Lyric Video) - YouTube
ルイ・アームストロング この素晴らしき世界
音楽が好きな人だったら、「サッチモ」という愛称のルイ・アームストロングは知っていた。
彼は、トランペット奏者だったが、すばらしい歌手でもあった。
私が、高校生の時にこの曲は、よく聴いた。
時代は、ベトナム戦争だったので、このような曲が聴かれたのだろうか
I see trees of green,red roses too.
I see them bloom,for me annd you.
And I think to myself,what a wnderful world