晴耕雨読    趣味と生活の覚書

  1953年秋田県生まれ。趣味は、山、本、音楽、PC、その他。硬化しつつある頭を柔軟にすべく、思いつくことをなんでも書いています。あわせて、江戸時代後期の紀行家菅江真澄の原文テキストを載せていきます。

電化製品の壊れ方

電気炊飯器が、壊れた。

いつものように、予約機能で、炊き上がり時間を選んで、炊飯ボタンを押す。

ところが、エラーマークが出て、セットできない。

エラーは、「中ぶたが閉まっていない」ということらしい。

なかぶたを確認すると、しっかりと閉まっていた。

もう一度やってみるが、同じ結果である。

どうしても、前に進めない。

強制的に、炊飯してしまう、ということができない。

ひとつつまづくと、どうにも前進できなのだ。

なんか、世の中に、他にもありそうな事態である。

どうしたことだろう、と考えてみる。

たしか、前日、妻が中ぶたをはずして、掃除をしていた。

 

さっそく、象印のサービスセンターに電話をしてみる。

担当の方に、状況を話すと、「それは、センサーの不具合だろう。」ということだった。

修理を依頼すると、基本料金が5000円で、それに部品代がかかるという。

お得意様登録をすると、部品代はほとんど負担なしになる。

どうするか、考えてみた。

この炊飯器は、かまどだき風が売りの製品で、中釜が黒くコーティングされている。

「南部鉄器極め羽釜」となっていて、中釜が重めなので、鉄製なのだろう。

しかし、コーティングは寿命があるらしく、2年ほど使ったら、剥がれて交換したことがある。

たしか、ご飯好きの次男が買ってくれたもので、かなり高めのものだと思う。

www.zojirushi.co.jp

 

そう言えば、以前にも電気炊飯器が壊れたことがある。

東日本大震災の日、私は人間ドックの当日だったので、病院からそのまま帰宅した。

最寄駅で下車して、歩き始めたら、突然大きな揺れがきた。

しばらく、駅前でしゃがみ込んでいた。

やっと揺れが治って、歩き始めたら、途中で何度か揺れた。

自宅は、そんなに被害というものはなかった。

ただ、電気炊飯器のフタが空いていた。

フタを閉めようとしたが、壊れていて、閉まらなかった。

地震の揺れで、揺さぶられて、壊れて開いてしまったのだろうか。

それとも、しっかり閉まっていなかったのが、空いてしまって、その状態で揺さぶられて壊れたのか。

いずれにしても、想像を超えた壊れ方だった。

そのままでは使えないので、買い換えるしかなかった。

 

私たちは、電化製品に囲まれて、生活している。

身近な、冷蔵庫や洗濯機も、今までに何回も、壊れたことがある。

毎日必要なものなので、切羽詰まって、買い換えている。

でも、突然壊れてしまうということは、ないな。

なんかの、前兆はある。

たいていの最近の電化製品は、コンピュータが組み込まれている。

それによって、メニューを選べば、決まった動作をしてくれる。

炊飯器も、修理となれば、結局は基盤ごと交換ということになるのだろうな。

あらためて、身の回りにある電化製品をながめて見る。

電子レンジも、パン焼き器も、小さなディスプレイがついている。

こんなのは、コンピュータ内蔵だろう。

オーブトースターは、ボタンとダイヤルがついていて、アナログだ。

古いオーディオ・アンプ、これには一応ディスプレイはあるが、ボタンとダイヤルが、やたらと多い。

コンピュータが組み込まれるようになる、その前の段階なのかな。

 

帰ってきた妻に話すと、とりあえず今日は土鍋で炊いてみる、ということになった。

そういえば、前日土鍋で炊き込みご飯を作っていた。

それにならって、やってみるということだ。

とりあえず、なんとかご飯は炊けた。

翌日は、土鍋ではなく、普通の鍋でやってみた。

我が家にには、「ビタクラフト」という、長年愛用の鍋がある。

表面的には、普通のステンレスの鍋で、中、小の鍋、フライパンがある。

やや厚手で、多層構造になっているようだ。

無水調理、無油調理ができるということで、高価だったと思う。

最初に高温にすれば、あとは火を消しても、保温の状態で調理できる。

40年近く使っているので、取っ手のネジが緩みやすくはなっているが、鍋本体はまったく問題がない。

www.vitacraft.co.jp

 

中の鍋で、ご飯を炊くことにした。

米を研いで、水を加えて、用意する。

ガステーブルで、やや、強火ではじめて、ふっとうして、ふたがガタガタしたら、弱火にする。

弱火で10分、それから火を止めて15分蒸らす。

たった、これだけで、ご飯が炊けた。

焦げてもいないし、ふっくらとふつうのご飯である。

電気炊飯器だと1時間近くかかるが、ガスだと30分くらいだ。

やっぱり、ガスの方が火力が強いのかな。

思ったよりも、簡単で、手間要らずだ。

二、三回やってみたら、これなら電気炊飯器いらないや、と思った。

沸騰して、弱火にするまで、4、5分だけ気をつければ、あとは手間はない。

 

子供の頃、「はじめてチョロチョロなかパッパ」などと、言われた記憶がある。

これは、本物のかまどで、お釜使った炊き方だろう。

たぶん、鍋の中を高温に保つのが、ポイントらしいので、ふつうの鍋だと気を使う必要がありそうだ。

我が家の場合は、無水鍋を使えたので楽ができる。

という訳で、たぶんこの先、電気炊飯器を買うことはないだろう。

 

 ところで、先日の記事で、日本初のOSを発信しようという「トロン・プロジェクト」というものが、あったということを書いた。

そして、パソコン用のOSとしては、Windowsに敗れたけれど、全てが過去形ではない。

坂村健氏が掲げた「どこでもコンピュータ」という「組み込み用OS」は、現在かなりの電気電子機器の中で、生きているらしい。

「Nintendo Switcthやプリンタのカラリオをはじめ、主に炊飯器・洗濯機・カメラ・ゲーム機などと言った日本メーカーの家電製品に搭載されたマイコンを制御するための組み込み用OSとして、広く使われている。」(ウィキペディア日本語版)

monoist.itmedia.co.jpv

 

 

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