晴耕雨読    趣味と生活の覚書

  1953年秋田県生まれ。趣味は、山、本、音楽、PC、その他。硬化しつつある頭を柔軟にすべく、思いつくことをなんでも書いています。あわせて、江戸時代後期の紀行家菅江真澄の原文テキストを載せていきます。

太陽の恵み

久しぶりに大雨で、洗濯物が乾きそうもなく、コインランドリーの乾燥機を使いに行った。

まだ、早い時間だったので空いていた。

陽が出ていて、ある程度風があれば、気温がとても低い真冬でも洗濯物は乾く。

お天道様の力は、すごい。

そういういえば、我が家も昔、乾燥機があった。

家庭用の乾燥機は、時間もとてもかかるし故障がちだった。

 

あちらこちらで、太陽光発電ソーラーパネルを見かける。

建物の屋根やビルの屋上だけではなく、空地が一面のソーラーパネルだったりする。

畑だったのがいつのまにか、ソーラーパネルになってることもある。

旅行に行ったら、山の斜面がソーラーパネルだった。

太陽光発電が、画期的に増えたのは東日本大震災の後かな。

原子力発電ではなく、もっと安全で自然なものをってことだったのか。

それ以前だと、太陽光を使った給湯器というのがあったなあ。

屋根の上に取り付けて、お風呂のお湯に なりますというやつ。

 

昔は、発電と言ったら、水力発電だった。

日本は、島国で、山国で、雨もいっぱい降るから水力発電はどこでも作れたんだろう。

でも、ダムとか作る必要もあるし、人間の生活を制約することも多かったのかな。

私の郷里でも、村が一つダムの底に沈んだ。

日本みたいに狭い国では、そんなに規模の大きな水力発電所は作れないこともあるかもしれない。

その点、火力発電は、経済的だったのだろうか。

経済的と言っても、燃料の石油は日本にはほとんどないから、輸入しなければならない。

石油、石炭、天然ガスみたいなものは、化石燃料と言うらしい。

地質時代にかけて堆積した動植物の死骸が地中に堆積し、長い年月をかけて地圧・地熱などにより変成されできた化石だ。

いわば、地球の遺産である。それを、燃やして使っている。

一度、使ってしまえば、もう再生することはできない。

地球がとんでもなく長い時間をかけて作ったものを、人類は一瞬で使い切ってしまおうとしてるわけだ。

あと数十年で石油は無くなると言われながらも、新たに埋蔵量が見つかってどんどん先延ばしになってきた。さらに、それまで聞いたことのないようなメタンハイドレートシェールガスというものも出てきている。

 

太陽光や水力は、再生可能エネルギーというようだ。

利用する以上の速度で、自然界によって補充されるエネルギーということらしい。

太陽光や水力のほかに、風力、波力・潮力、海流、地熱、バイオマスなどがある。

化石エネルギーには限りがあるのだから、遅かれ早かれ、切り替えるしかない。

結局、いつ切り替えるかは、コストの問題になって、天秤にかけることになるかもしれない。

やっぱり、原子力発電ということになるかもしれない。

アメリカやロシアのように、無人の広い土地がある国ならともかく、日本みたいに狭い国じゃあ恐すぎる。

 

それにしても、田圃や畑にできるような土地が、一面のソーラーパネルになってるのは、どうかなという気がする。

もったいないし、風景としても良いものではない。

私の住む集合住宅の屋上は、特に何も使われていない。

新しく建物を建てる時に、太陽光発電などの設備を設置するための基準を整備して、義務化したり補助金などを作ってもいいんじゃないかな。

 

 

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