晴耕雨読    趣味と生活の覚書

  1953年秋田県生まれ。趣味は、山、本、音楽、PC、その他。硬化しつつある頭を柔軟にすべく、思いつくことをなんでも書いています。あわせて、江戸時代後期の紀行家菅江真澄の原文テキストを載せていきます。

道の駅へ行く

新鮮な野菜を買いたいときは、道の駅へ行く。

当日収穫した地元の野菜を買うことができる。

農家の方が直接納入しているので、価格も近隣のスーパーなどより安い。 

旬の野菜が豊富で、選んで買える。

我が家が行くのは、「道の駅しょうなん」で、手賀沼にかかる手賀大橋のたもとにある。

車で30分くらいかかるので、そんなに手軽には行けない。野菜を買うぞ、という時に行く。

しかし、野菜直売所はかなりせまい。通路も狭いのであまりゆっくり買い物ができない。昔ながらの道の駅である。

 

「道の駅しょうなん」 は、2001年にオープンした。当時東葛飾郡沼南町だったので、名称はそれからきているが、2005年に柏市と合併している。

当初、利用客を60万人を見込んでいたのが、現在100万人以上になっているらしい。

駐車場はいつも混み合っている。110台は、少ないのだろう。

道の駅としては、普通の施設だと思う。駐車場、トイレ、レストラン、農産物直売所、レンタサイクル、公衆無線LAN、となっている。

主要道路である県道8号船橋我孫子線沿いにある。

県道をはさんで、「満天の湯」というスーパー銭湯がある。

手賀沼の対岸には、我孫子市の「鳥の博物館」がある。

道の駅のわきを9.8km続く「手賀沼ふれあい緑道」がとおっている。

ふれあい緑道は、ウォーキング、ランニング、サイクリングを信号などに邪魔されることなく楽しむことができる。

これらのことを考えると、まだまだ集客できる可能性はあると思う。

すでに、隣接する土地で「道の駅しょうなん再整備計画」の工事が始まっている。既存施設は残す方針らしいので、今よりも大きな建物を増設することになるらしい。完成は、2024年らしいのだが、利用者数160万人を見込んでいるとのことだ。

 

道の駅を、はじめて利用したとき、とても感動したような気がする。駐車場とトイレが無料で利用できる、というのは画期的だった。

それまでは、車で出かけたらトイレがたいへんだった。ドライブインによって、無理して何か買ったりして利用してた。

最初の道の駅は、1993年に登場したらしい。私が、小さい子どもたちを連れて旅行してた頃だ。まだ、それぐらいしか経ってないんだ、という感じだ。

高速道路のSAとPAのようなものを、一般道にも、という発想だったらしい。

道の駅の機能として、休憩機能、情報発信機能、地域の連携機能をあげられている。

農産物直売場は、この3番目の機能を拡張したものだろうか。

妻は、道の駅が大好きである。農産物直売場が目的になっている。旅行へ行っても必ず地元の道の駅に行く。我が家は、道の駅が目的で、佐原や多古という遠くまで出かけたりする。

旅をすることを補助する施設だった道の駅が、今はそれ自体が旅の目的になっているのかもしれない。

 

 

 

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