晴耕雨読    趣味と生活の覚書

  1953年秋田県生まれ。趣味は、山、本、音楽、PC、その他。硬化しつつある頭を柔軟にすべく、思いつくことをなんでも書いています。あわせて、江戸時代後期の紀行家菅江真澄の原文テキストを載せていきます。

サスペンスと捕物帳

妻は、テレビのサスペンスものが好きである。

ビデオデッキを駆使して、まめに録画している。これといったものは、見逃さない。

「サスペンスの女王 」ということばがあって、片平なぎさ名取裕子沢口靖子あたりが、その候補者だろうが、このへんは、欠かさない。

もちろん、男性主演の刑事ものもみる。

日本のものだけではない。

欧米の映画やテレビドラマも網羅している。

コロンボポアロ、マープル、なんでもありである。

そういえば、シャーロック・ホームズは、最近放送がない気がする。

私も、隣でお付き合いしてるので、かなり詳しくなった。

番組表を調べて、よく録画している。

コロンボポアロは、最近もよく見てる。

 

ところで、よく言われることかもしれないが、コロンボは画期的な作品だと思う。

なにしろ、冒頭に必ず犯行シーンが流れる。

あとは、コロンボが犯人をどのように追い詰めていくかが見どころになる。 

古畑任三郎は、このパターンを踏襲してた気がする。

妻は、シリアスなドラマは見ない。それは、私と同じだ。

サスペンスものの魅力はなんだろうと考えると、やはりわかりやすいことだろう。ものごとを、理詰めに解決しようとする。ワンパターンではあるが、自分も参加している気にさせる。

 

かつては、私がテレビで見るのは音楽番組とスポーツ番組だった。

今は、どちらも見たい番組がない。

タブレットスマホをいじっていることが多い。

WEBや動画は、タブレットを使っている。

スマホでは、「読書尚友Free」というアプリを使って、テキストを読んでいる。

このアプリを使うと、文庫本を読む感覚で読むことができる。

フォントも綺麗である。むかしPDAのクリエを使っていた頃は、もう少しフォントが綺麗だったらいいな、と思っていた。

自分が入力した菅江真澄のテキストやお気に入りの「捕物帳」も気持ちよく読める。

青空文庫と連動しているので、前もってテキストを用意しなくてもいい。

私は、「捕物帳」ものが好きで、クリエの頃から読んでいた。

その頃は、「半七捕物帳」や「銭形平次捕物控」や「右門捕物帳」あたりだった。

捕物帳は、短編か中編読み切りで、時代も江戸時代なので落語でも聞くように楽しめる。

そして、青空文庫に多くの作品が収録されている。

青空文庫を調べてみた。まだまだ読んでないのがいっぱいある。

岡本綺堂                『半七捕物帳』     69作品

佐々木味津三        『右門捕物帳』     38作品

野村胡堂                『銭形平次捕物控』   70作品

久生十蘭    『顎十郎捕物帳』    24作品  

城昌幸                   『若さま侍捕物手帖』  著作権保護期間延長

横溝正史               『人形佐七捕物帳』   著作権保護期間延長

 

同心は、江戸幕府の下級役人で、諸奉行、火付盗賊改方の配下で、与力の下にあって庶務見回りなどの警備についた。同心は、私的に岡っ引きと呼ばれる手先を雇っていた。岡っ引きは、下っぴきという手下を持つことが多かった。

右門は、同心であり、顎十郎は、元同心のちに駕籠屋である。

半七、銭形平次、人形佐七は、岡っ引きである 

若さま侍は、身分不詳だそうである。

捕物帳ものは、事件解決の過程も楽しめるし、その背景にある江戸時代の社会や風俗、いろんな職業や人間関係などが描かれてるのも、おもしろい。ただ、単に現代のものを江戸に置き換えたのではない。そういう意味で、作者の資質能力が問われるものである。

 

さらに、シャーロックホームズも、翻訳されたものが登録されている。

アーサー・コナン・ドイル  シャーロック・ホームズ 34作品

シャーロックホームズの作品は、19世紀後半のロンドンを舞台にした物語である。私が言うまでもなく、いろんな楽しみのある作品だと思う。当時のイギリスやロンドンの社会、そして国際社会との関係、さまざまな登場人物など。相棒のワトソンとの関係もおもしろい。

しかも、それが挿絵入りで楽しめる。

青空文庫に、ほんとに感謝です。

プロジェクト・グーテンベルグという、お手本があったにしても素晴らしいことだと思います。 

 

しかし、著作権法が改正されたことにより、著作権保護期間が50年から70年に延長された。1968年以降死去の著作権者が該当することになった。20年間は、新規の著作権保護期間終了者がいないことになる。青空文庫の活動も困難な時代を迎えることになっている。

この苦境を、むしろチャンスに変える発想も必要だと思う。 

現在の青空文庫は、収録されている作品は、明治から昭和初期が大半を占めており、江戸時代以前の作品は少なくなっている。

この時代の作品を計画的に入力していくことが必要かも知れない。青空文庫はあくまでもボランティアの活動で成り立っているので、入力しようという意欲が必要である。その意味で、むずかしい問題である。

この期間を、収録作品のバランスを良くしていくために使っていくことが必要になると思う。

 

 

 

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