晴耕雨読    趣味と生活の覚書

  1953年秋田県生まれ。趣味は、山、本、音楽、PC、その他。硬化しつつある頭を柔軟にすべく、思いつくことをなんでも書いています。あわせて、江戸時代後期の紀行家菅江真澄の原文テキストを載せていきます。

ロックの時代21 ビートルズとローリング・ストーンズ

1ヶ月くらい前のことだが、テレビのワイドショーの音楽コーナーで、ローリング・ストーンズを見た。

ミック・ジャガーキース・リチャーズロン・ウッドの三人がインタビューを受けていた。

ちらっと見ただけなので、詳しい内容まではわからないが、新しいアルバムを出すということだった。

80歳になるというミックとキース、そしてもう少し若いらしいロンも、顔はしわくちゃで充分におじいさんだった。

でも、現役のロックバンドで、ミック・ジャガーの歌声は昔と変わらない気がする。

それから一週間後くらいに、今度はビートルズの新曲発売の話題だった。

こちらは、ジョン・レノンが残したテープに、後の三人の声を加えたものらしい。

ジョン・レノンがなくなったのは、1980年だから40年経ってるし、メンバーで一番若かったジョージ・ハリスンは2001年に亡くなっているので20年経ってる。

なんで今ごろ出るのか、不思議である。

 

そんなことがあって、ひさしぶりにビートルズローリング・ストーンズを聴いた。

スマホのおきに入りフォルダにあったのを、車を運転しながら聴いていた。

どちらも、CD1枚もののベスト盤である。

ビートルズが、「1」というヒットチャートの1位になった曲を収録したもので、なんと27曲である。

それだけ、時間的に短い曲が多かったということか。

「ラブ・ミー・ドゥ」、「フロム・ミー・トゥ・ユー」で始まって、「レット・イット・ビー」、「ロング・アンド・ワインディング・ロード」で終わる。

初期のポップで明るい曲から、だんだんとそれぞれに個性的でインパクトのある曲が多くなっていく。

解散してから発売された最後のシングル曲「ロング・アンド・ワインディング・ロード」で思い出した。

この曲は、プロデューサーが後でオーケストラをかぶせたので、ポール・マッカトニィーが怒ったという記事を読んだことがあった。

当時は、あまりピンとこなかった。

今回聴いてみて、意味がわかった。

この曲は、たぶんポールのピアノ弾き語りであるので、ドラム、ベース、ギターなどは聞こえない。

代わりに、壮大なオーケストラを被せて、合唱まで加えている。

つまり、豪華衣装に、厚化粧で、盛り上げている。

プロデューサーとしては、ビートルズ最後の曲が、ピアノの弾き語りでは格好がつかない、ということだったのだろう。

The Beatles - The Long And Winding Road (Official Video) - YouTube

 

ローリング・ストーンズのベスト盤は、「Big Hits」で12曲入りである。

ビートルズローリング・ストーンズも、レコードデビューは、1962年である。

ビートルズは正味8年間だけれど、ローリングストーンズは60年を超えている。

さっそく聴いてみたら、私の好きな曲が入っていない。

「黒くぬれ Paint It,Black」と「夜をぶっ飛ばせ Let‘s Spend the Night Together」。

いかにも、ローリング・ストーンズらしい曲なのだが、でも、しょうがないだろう。

60年で、たった12曲である。

The Rolling Stones "Paint It Black" The Ed Sullivan Show 1966-09-11 - YouTube

CD2枚組くらいだったら、入ってるかな。

 

ところで、ずっと現役バンドでやってきたローリング・ストーンズはともかく、ビートルズが解散したのは、1970年である。

私が高校2年の時で、53年前のことで半世紀経過しているのだ。

私などは、かろうじて中学高校にリアルタイムでビートルズを経験した。

もっと年若い世代にとっては、ビートルズは歴史上の人物なのだろうな。

中学一年生の時に、ビートルズが来日して武道館でコンサートをやった。

それを白黒のテレビで見た記憶がある。

その時にはすでにビートルズを知っていたので、熱心に見ていた。

いったいいつ頃、私はビートルズを知ったのだろうか。

親戚からもらったビートルズのシングル盤が我が家にあったのは確かだが、いつ頃のことだろう。

デビュー曲の「抱きしめたい」だった。

The Beatles - I Want To Hold Your Hand - Performed Live On The Ed Sullivan Show 2/9/64 - YouTube

ローリング・ストーンズを聴いた最初の曲は、たぶん「テルミー」だろう。

時代はグループサウンズだったので、タイガースかテンプターズがこの曲をカバーしていた。

ローリングストーンズ・テルミー - YouTube

その頃に、彼らは何歳ぐらいだったのだろうと、調べてみた。

ミック・ジャガーとキースリチャーズは1943年生まれで、1953年生まれの私より10歳上だった。

ビートルズで1番年少だったジョージ・ハリスンも1943年生まれである。

他のメンバー、ジョン・レノンリンゴ・スターは1940年、ポール・マッカートニーは1942年だ。

ということは、12歳の私が武道館のコンサートを見ていた時、ジョージ22歳、ポールとリンゴ24歳、ジョンが25歳だったことになる。

なんと、そんな若さで遠いアジアの異国でコンサートをやってたんだと思ったら、驚きである。

インターネットもケータイもなく、やっとテレビの宇宙中継ができるようになった頃だ。

 

高校生になって、月間の音楽雑誌を買うようになって、音楽関係の情報が入るようになった。

ローリング・ストーンズ創立者でリーダーだったギタリストのブライアン・ジョーンズが、バンドを脱退し、その後亡くなったという記事があった。

イギリスでは、アメリカの黒人音楽をコピーするバンドがいっぱい出ていた。

ビートルズローリング・ストーンズも、そんなバンドだったのだと思う。

そのうちに、自分たちでオリジナル曲をつくるようになる。

ビートルズはジョンとポールが、ローリング・ストーンズではミックとキースが曲をつくっている。

そして、それによってバンドの個性が明確になっていった。

曲を作れないリーダーは、バンド中での居場所を無くしてしまった、ということらしい。

YouTubeの中に、アメリカのテレビの音楽番組「エド・サリバン・ショー」に出演していたイギリスのバンドのビデオを多く残されている。

「ブリテッシュ・インヴェイジョン British Invasion」なんて言葉が使われていたな。

「英国の侵略」の時代だったとしたら、現在はどんな時代なのだろう。

 

 

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