晴耕雨読    趣味と生活の覚書

  1953年秋田県生まれ。趣味は、山、本、音楽、PC、その他。硬化しつつある頭を柔軟にすべく、思いつくことをなんでも書いています。あわせて、江戸時代後期の紀行家菅江真澄の原文テキストを載せていきます。

図書館では、CDも借りられる

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今日も、朝から青空である。

日本海側では、かなり雪が降るということを天気予報では言っていた。

関東地方は、寒くはなりそうだが天気は良さそうだ。

歩くには気持ちよさそうなので、出かけることにする。

我孫子市立図書館で借りたCDが、そろそろ返却期日なので返しに行くことにする。

借りるときは、北柏に用事あって出かけて、ついでに我孫子市立図書館に足を延ばした。

もちろん、そのときは車だった。

CDを借りたのは、ずいぶん久しぶりだった。

CDを返しに行くのに、わざわざ歩いて行くこともないと思うが、歩くのも楽しみなのだ。

先日、松戸市立図書まで歩いた。

距離は、自宅から8.87kmで、今回の我孫子市立図書館本館の8.05kmとあまり違わない。

でも、松戸の方がとても遠く感じてしまう。

我孫子のほうが完全に行動範囲の中だからだと、思う。

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呼塚方向を望む

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柏ふるさと公園から手賀沼

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手賀沼北岸を歩く

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2、3日前に、インターネットラジオのことを書いた。

著作権をクリアしていないのだろう。

だから、無料で音楽を放送している、というように書いた。

引っかかるところがあって、調べてみた。

まったく、考え方が反対だった。

無料だから、著作権が問題にならない、ということだった。

図書館のCD貸し出しについても、無料だから可能なのである。

有料だったら、レンタルCDということになってしまう。

著作権法では、次のように定められている。

 
貸与権
第二十六条の三 著作者は、その著作物(映画の著作物を除く。)をその複製物(映画の著作物において複製されている著作物にあつては、当該映画の著作物の複製物を除く。)の貸与により公衆に提供する権利を専有する。
(営利を目的としない上演等)
第三十八条 公表された著作物は、営利を目的とせず、かつ、聴衆又は観衆から料金(いずれの名義をもつてするかを問わず、著作物の提供又は提示につき受ける対価をいう。以下この条において同じ。)を受けない場合には、公に上演し、演奏し、上映し、又は口述することができる。ただし、当該上演、演奏、上映又は口述について実演家又は口述を行う者に対し報酬が支払われる場合は、この限りでない。
 
つまり、著作者の貸与権は、無料である限り、制限されるということだと思う。
それは、図書館だからとか図書館でないかは関係なく、無料か有料かが問題なのだ。
無料だったら、誰でも図書館をやって、書籍やCDを貸し出すことができる。
 
 
インターネットの世界でよく問題になっているのが、「違法コピー」である。
これは、著作者の複製権を侵害するということになるのだろう。
著作権法の規定は、次の通りである。
 
(複製権)
第二十一条 著作者は、その著作物を複製する権利を専有する。
(私的使用のための複製)
第三十条 著作権の目的となつている著作物(以下この款において単に「著作物」という。)は、個人的に又は家庭内その他これに準ずる限られた範囲内において使用すること(以下「私的使用」という。)を目的とするときは、次に掲げる場合を除き、その使用する者が複製することができる。
 
問題となるのは、「個人的又は家庭内その他これに準ずる限られた範囲内において使用する」という目的を逸脱している場合なのだろう。
ネット上に存在する「違法コピー」サイトは、不特定多数を対象とするものである。
当然この規定に反している。
 
図書館では、書籍等のコピーをすることができる。
それは、著作権法の次の規定に基づくものだ。
 
(図書館等における複製等)
第三十一条 国立国会図書館及び図書、記録その他の資料を公衆の利用に供することを目的とする図書館その他の施設で政令で定めるもの(以下この項及び第三項において「図書館等」という。)においては、次に掲げる場合には、その営利を目的としない事業として、図書館等の図書、記録その他の資料(以下この条において「図書館資料」という。)を用いて著作物を複製することができる。
一 図書館等の利用者の求めに応じ、その調査研究の用に供するために、公表された著作物の一部分(発行後相当期間を経過した定期刊行物に掲載された個々の著作物にあつては、その全部。第三項において同じ。)の複製物を一人につき一部提供する場合
 
条文では、「著作物の一部分」となっているが、一部分とは「半分を超えない範囲」というが一般的な解釈のようで、どこの図書館でもそのような決まりになっている。
私は、地図好きなので、地図をコピーしたことがある。
地図は、一枚もの地図も、地図帳の場合もその地図の半分までということになっている。
地図の半分というのは、なんとも悲しいのだが、例外として「国土地理院」発行の地図は、調査研究目的であれば全部複写可となっている。

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アビスタに到着 右側が図書館
自宅から図書館までの行程は2時間ほどである。
手賀沼南岸のコースだと、手賀大橋をを渡って1kmほど戻ることになって、遠回りになってしまう。
なので、新柏から北柏経由で、手賀沼北岸のコースしか選択の余地がない。
午前10時前に自宅を出発して、のんびりと歩いて行った。
正午前くらいに、我孫子市立図書館本館に到着した。
我孫子市立図書館は、手賀沼北岸の手賀沼公園に隣接している。
「アビスタ」という、「我孫子地区公民館」との複合施設に中にあり、1階フロアの半分を占めている。

図書館のレイアウトは、基本的には書架が内側にあって、外壁側は窓になっている。

窓が多くて明るい。

しかも、閲覧用の椅子テーブルが全体に配置されているので、みんなのんびりと読書を楽しんでいます。

フロア全体を使っている図書館は多いが、窓は少ないような気がする。

だから、どうしても閉鎖的な感じがしてしまう。

書籍が日光や熱に弱いので、窓を避けるようにしているのだろう。

我孫子市立図書館本館は、床も明るい木材を使ってあるので、落ち着いた雰囲気だ。

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閲覧室と閲覧室の間に中庭のようなデッキがある

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ベンチもあってくつろげる


就職のために、横浜市から転居して、1年半ほど我孫子市に住んでいた。

その後、柏市松戸市と転居したが、勤務先は我孫子市だったので、15年間通っていた。

私にとっては、身近な街なのである。

図書館のあるアビスタや近くにある道の駅「しょうなん」や農産物販売所の「アビコン」は、我が家の行動範囲である。

ちょっと距離があるので、そんなに頻繁ではないけれど、月一回は来ているだろう。

 

我孫子市立図書館は、他市の図書館と比べてもCDの蔵書?も充実している。

クラシック音楽、ジャズ、ロックなどの他にも、落語など音楽以外のものも多い。

レンタルショップには無いような、古いラインナップである。

今回、返却したCDは、次のようなものである。

 

りりィ 「ゴールデン⭐︎ベスト」 2004

MoonRiders    「Anthology 1976-1996」

三上寛   「寛」1992

渡辺貞夫  「Selected」   1988

Jeff Beck   「The Best of Jeff Beck」   1996

 

世代がわかる選択だと、自分でも思う。

りりィさんと三上寛さんは、アナログレコードを持っていた。

Jeff  Beck は、CDを一枚だけ持ってる。

MoonRiders は、名前はよく知ってるがほとんど聴いたことがなかった。

もっとスマートな感じと思い込んでいたが、そうでもなく土臭さもあった。

渡辺貞夫さんは、「カリフォルニア・シャワー」などコマーシャルで使われていたアップテンポの音楽のイメージが強く残っているが、すこし違った感じだった。

いくら音楽が好きでも、聴ける音楽にはキリがある。

本だって、人間が読める本はたかが知れてる。

音楽を聞かなければ、本を読まなければ、ほんとのところはわからない。

 

 

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